トヨタが「LFA風モデル」を初公開!? ボタンで「早変わり」どういうコト? LAFからのパッソに激変する驚愕技術とは
いざ…世界初試乗! パッソ&LFAの違いは? どう?
今回は、実際に試乗することが出来ました。運転席に乗り込み、走り出すとレクサスらしい上質なBEVという印象を受けます。
少し走った後にコース上で一旦停止。助手席の担当者がPCでセッティングを変えるボタンを押すと、車内には4.8リッターV型10気筒の甲高いエンジン音(通称:天使の咆哮)が聞こえてきます。
そしてアクセルペダルを踏み込むと少し粗さは残るものの、LFAのように「クルマ全体で呼応するレスポンス」や「高回転型エンジンによるどこまでも果てることのない加速感」に似た感覚を覚えました。
今度はある程度減速したところでまた担当者がボタンを押します。
そうすると途端に天使の咆哮は鳴り止み、アクセルペダルを踏んでも進みづらいパッソのフィーリングへと早変わり。
4.6リッターV型10気筒から1リッター直列3気筒の変化は大きいものでした。
このようにBEVでは、モーターの特性やアクセルレスポンスを自在に変えることが可能です。
そのため実用面では週末のお父さんがLFAを操る楽しさを体感し、平日に奥さんや子供向けに乗りやすいクルマに変えられるということが可能で、まさに一家に1台といえる代物だと言えます。
前出の担当者によれば「今回のセッティングはあまり煮詰められていないので、もう少し精度を上げることは可能です」と話していました。
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クルマ好きとしては気になるオンデマンドカーですが、前述のMTを疑似的に再現出来る「マニュアルBEV」と組み合わせることで、商品の価値としては十分に見合う技術だと感じました。
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