MTアリ! 9年ぶり復活の三菱「新型コルト」世界初公開に賛否? フレンチな雰囲気に「かっこいい」「欲しい」の声多数
三菱自動車が新型「コルト(COLT)」を欧州で世界初公開しました。9年ぶりに復活した新型コルトに、SNSではどのような反響があったのでしょうか。
欧州で世界初公開
三菱自動車は2023年6月9日、新型「コルト(COLT)」を欧州で世界初公開しました。
コルトは、1962年にその名を冠した最初の車「コルト600」が登場。以降、日本では2013年頃まで、欧州では2014年まで展開された5ドアハッチバックにコルトの名前が用いられきました。今回、約9年ぶりの復活となるコルトに対し、SNSではどのような反応があったのでしょうか。
新型コルトは、アライアンス各社の共同開発によるCMF-Bプラットフォームを採用し、同じくアライアンスのルノーからOEM供給を受けています。
外観は、欧州の街並みに映える力強くスポーティなデザインです。
フロントは、三菱車の共通コンセプトである「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用。上部にスリムなフルLEDヘッドライト、下部にL字型のLEDデイタイムランニングランプを組み合わせ、シャープな表情に仕上げています。
リヤは、ワイド感を強調するバンパーによりスポーティで安定感のあるデザインを実現しています。
内装は、インストルメントパネルの中央にスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を配置した上質感のあるデザインです。
ディスプレイは7インチと9.3インチから選択可能。走行モードやエンジンの出力特性、ステアリングフィール、車内環境などを個別設定できます。
パワートレインは3種。最高出力66馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒エンジンと5速MTを組み合わせるガソリンエンジンモデル、最高出力91馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒ターボエンジンと6速MTを組み合わせるターボエンジンモデル、システム最高出力147馬力を発揮する1.6リッターエンジンとモーターのハイブリッドモデルです。
同車はトルコのルノー社ブルサ工場で生産し、2023年10月から欧州で販売される予定です。
このような新型コルトに対し、SNSでは「ファミリーカーとしてコルトが帰ってきたのは嬉しいよね」「コルトの車名が復活してくれて元三菱乗りとしては嬉しい」と車名復活を歓迎する声が。
デザインについては「ルノーやん」「いくら何でもルノーすぎる」と、OEM元の印象が強いことを指摘する意見もありました。
また、「ボンネットの形状ぐらいは専用設計にした方が…」「無理矢理感のあるダイナミックシールドグリル以外はとても良いと思う」など、ルノーのエンブレムの形に合わせたと思わしきボンネットの形状を気にする人も多くいました。
しかし「なかなかかっこええやん!」「MTあるなら買いかも」など、日本導入の発表はありませんが、欧州での新型登場に期待する声も寄せられています。
横幅は1700mmを超えるのだろう。日本導入は無しだろう。