世界初公開! レクサス新型「GX」が約14年ぶり全面刷新! ゴツいデザイン&豪華内装、何が変わった?
レクサス新型「GX」が世界初公開されました。高級ブランドであるレクサス最新オフロードSUVの内外装のデザインには、どのような特徴があるのでしょうか。
2代目となる新型「GX」のデザインは?
レクサスは、新型本格オフロードSUV「GX」を米国で世界初公開しました。
日本には導入されていないGXですが、先代モデルはトヨタ「ランドクルーザープラド」の兄弟車でした。
2002年に初代モデルがデビュー。ボディオンフレーム構造のSUVとして、高い走破性と上質なインテリアを両立し、北米を中心に、世界の約30の国と地域で2023年3月末までに累計約54万台を販売したといいます。
フルモデルチェンジで3代目へと進化した新型GXは、「ザ・プレミアム・オフローダー」をコンセプトとしています。
新GA-Fプラットフォーム採用による基本性能の刷新や、悪路走破性のさらなる進化、ハイブリッドの初搭載など、見どころが多い新型GXですが、新しくなったデザインをチェックしてみます。
新型GXは「HIGH END × PROFESSIONAL」をデザインキーワードとし、レクサスの本格オフローダーとして、機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求しました。
外観は、タフでモダンなプロポーションとするとともに、新たなフロントアイデンティティを採用。レクサスの象徴であるスピンドルを塊で表現した「スピンドルボディ」と、悪路走行時にボディを草木などの障害物から守るよう、センター部をプロテクター形状プロテクター形状で覆ったフロントデザインが印象的です。
また、車両前部の下方視界を確保するためフードセンターは低く構え、高く角張ったフードコーナーによって車両感覚を掴みやすくするなど、安心してオフロード走行がおこなえるようなスタイリングを実現しました。
リアは、張り出した前後フェンダーが安定感あるスタンスとしつつ、サイドから繋がる削りだしのインゴットのようなフォルムで、タフでモダンなプロポーションとなっています。
また、一文字のリヤコンビネーションランプと「LEXUS」ロゴを採用。リヤコンビネーションランプを高い位置に配置することで、林間や見通しの悪い場所での隊列走行時に、自車の存在を周囲へ知らせる役割も果たします。
ボディカラーは、オフロードイメージを連想させるソリッド感のあるカラーから、街中にも馴染む落ち着きのあるメタル系のカラーを中心に全7色を用意。タフながらも上質な世界観を表現しました。
インテリアは、クルマとドライバーが直感的につながり、より運転操作に集中できるコックピット思想「Tazuna Concept(タズナコンセプト)」を採用しています。
人が馬を操る際に使う「手綱(たずな)」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携させ、大きく視線移動をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオなどを操作することが可能です。
また、オフロードにおいてドライバーが車両の姿勢を感じ取れるよう、インストルメントパネル上面を水平・垂直基調のシンプルな構成としつつ、センターディスプレイを低く配置することで、前方の視認性が向上しました。
加えて、新型GXは、メーターと一体化したセンターディスプレイの縁取り形状をレクサスで初採用。14インチの大型タッチディスプレイは、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約しつつ、使用頻度が高い温度調整スイッチとオーディオスイッチは物理スイッチとし、直感的に操作できる最適な配置と形状を採用しています。
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3列シートを備える新型GXですが、2列目シートは、キャプテンシートもしくはベンチシートのいずれかを選択可能です。
さらに、2列目・3列目シートは、十分な前後カップルディスタンスを確保し、実用性が向上。3列目シートは、左右独立操作が可能な電動折り畳み機構をオプション装備し、荷室容量を拡大しつつ、使用シーンに合わせたシートアレンジを実現しました。
インテリアカラーは自然の情景と調和するモノトーン基調の室内色を3色設定しています。
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