レクサスが新型「GX」世界初公開! 約14年ぶりに全面刷新! タフデザインのゴツ仕様を設定! 2023年末より世界で発売へ

本格オフローダー仕様「OVERTRAIL」も新たにラインナップ

 内外装デザインも進化を遂げました。

 外装はタフでモダンなプロポーションを目指し、オフロード走行での機能性を感じさせるエクステリアデザインとなっています。

 なかでもレクサスの象徴である“スピンドル”を塊で表現した「スピンドルボディ」とプロテクター形状を融合したフロント周りのデザインは印象的です。

タフ感溢れる…レクサス 新型「GX “OVERTRAIL”」がカッコ良すぎる!(プロトタイプ)
タフ感溢れる…レクサス 新型「GX “OVERTRAIL”」がカッコ良すぎる!(プロトタイプ)

 一方インテリアは、オフロードの極限状態で車両姿勢を感じ取れるよう、水平・垂直を基調としたシンプルな構成で造形。

 大型14インチのタッチ式センターディスプレイも低く配置し、視認性を向上させています。

 室内は、3列シート仕様を設定するほか、2列目席には左右独立タイプのキャプテンシートもしくは3人掛けベンチシートを選択可能としました。

 このほかにも新型GXでは、先進運転支援機能に最新の予防安全技術「Lexus Safety System +」を搭載し、長距離移動におけるドライバーの負担を軽減します。

 こうした新型GXのタフなキャラクターを一層極めたのが、新たにラインナップに加えられる本格オフローダー仕様「OVERTRAIL(オーバートレイル)」です。

 オフロード性能をさらに高める専用エクステリアデザインや、専用内外装カラーリングを採用したほか、走行性能を高める265/70R18サイズの専用オールテレーンタイヤを装着するなど、よりタフなイメージの内外装仕上げとしました。

 ボディカラーも、新規開発色「ムーンデザート」をはじめとする全6色を用意します。

 また、オフロードとオンロードの走行を高次元で両立する「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」を、レクサス車で初めて採用します。

 加えて、最新のブレーキ制御技術「マルチテレインセレクト」「クロールコントロール」や「マルチテレインモニター」、専用シートなど、多くの専用アイテムを備えています。

 新型GXの開発を担当したレクサスインターナショナルの塚崎 公治氏は、次のように話します。

「新型GXでは、レクサスのアウトドアライフの世界観にフォーカスをあて、自然とクルマとの共生を目指すレクサスの新たな一面を感じ取って頂くべく開発を進めてまいりました。

『レクサス本格オフローダーのど真ん中を創る』をキーコンセプトとし、単なるモデルチェンジではなく、新たなページを創出するゲームチェンジャーがこのクルマです。

 いつでもどこへでも行ける高い性能は、まるでダイバーズウォッチのように所有する喜びをさらに高め、新たな体験をご提供できると確信しています」

※ ※ ※

 なおレクサスでは、新型GXを2023年末より順次各地域に展開していくとしています。

 ただしどの国から発売を開始するのか、また日本へ導入するのかなど、詳しい販売計画については明らかにしておらず、正式な発表を期待して待ちたいところです。

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