せっかく買った「中古車」少しでも長く乗り続けたい? 購入後にやるべき! クルマを長持ちさせる方法は?
新車に比べてコストを抑えることができたり、販売終了した車種も入手できることから、中古車を購入する人も多いでしょう。そんな中古車ですが、何年もほかのオーナーの元で使用されていたこともあり、購入後にやったほうが良いメンテナンスがあります。
中古車購入後にやっておきたいメンテナンス
クルマを購入したら、末永く乗りたいと思う人が多いでしょう。なかでも中古車はすでにほかのオーナーが使用していたこともあり、購入したときは調子が良くても、やっておいたほうが良いメンテナンスがいくつかあります。
クルマを長持ちさせるには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
中古車を購入したときに、まず交換しておきたいのが「エンジンオイル」です。
エンジンオイルはエンジンのなかを循環し、部品をスムーズに動かす「潤滑」の役割を持つほか、「洗浄」「密閉」「防錆」「冷却」といった作用もあります。
エンジンオイルが汚れていると、最悪の場合エンジンを破損させることになり、クルマにとって非常に重要なもののひとつなのです。
中古車購入したとき、納車時にエンジンオイルを交換してくれることもありますが、そうでなければオイル交換のサイクルをリセットする意味もこめて、カー用品店や整備工場などに交換を依頼すると良いでしょう。
また、中古車で気になるのは、「タイヤ」の状態です。中古車店で現車を確認するとき、ボディのキズやシートなど内装はチェックしても、タイヤの状態まで見ていなかったということもあるのではないでしょうか。
タイヤの溝が残っていたとしても、よく見るとサイドウォールなどにヒビが入っていたり、年式が経過してゴムが硬化していることもあり、このような状態のタイヤをそのままの使い続けるのは危険です。
中古車店のサービスで、購入時に新品タイヤに交換してくれるという場合もありますが、そうでなければ自分で新品のタイヤに交換したほうが安心して走行することができます。
また、キレイに洗車していたとしても、ヘッドライトが劣化して黄色くくすんでいるとクルマが古ぼけて見えてしまうものです。
ヘッドライトの黄ばみ取りは、専門業者に依頼するほか、市販のヘッドライトクリーナーで磨いてキレイにすることもできます。
さらに、ヘッドライトの黄ばみと同じく、クルマの古ぼけて見せる要因としてボディのくすみがあり、中古車購入後は塗装面のポリッシュもやっておきたいものです。
カー用品店などでもポリッシャーは売られていますが、クルマの磨きは難易度が高く、慣れていない人がおこなうと、表面を削りすぎてかえって塗装を傷めてしまうことがあり、専門業者に依頼するほうが安心でキレイに仕上がります。
磨いた後はガラスコーティングなどを施しておくと、美しい状態でキープすることができ、クルマを長持ちさせるのに効果的です。
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ほかにも、中古車では「車内のにおい」も気になるのではないでしょうか。
前のオーナーの使用状況によってはにおいが残っていることがあり、そんなときは専門業者に室内清掃をお願いすると良いでしょう。
そこまでにおいが気にならないという場合でも、定期的に交換が必要なカーエアコンのフィルターも新品にしておきたいものです。
エアコンフィルターは自分でも簡単に交換できるものなので、車内の空気をリフレッシュさせるために試してほしいメンテナンスのひとつです。
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