角目がレトロなトヨタ「ハイエース」登場! ウッドがオシャレな“車中泊”仕様! エアコン完備の「リトリートアニバーサリー2」とは

アウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」に、ダイレクトカーズがレトロモダンなハイエースを出展しました。どのようなクルマなのでしょうか。

爽やかカラーでレトロな雰囲気のハイエースが家族連れに人気!

 2023年5月20日から21日にかけて愛知県で開催された、アウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」では、さまざまな企業がキャンピングカーなどのアウトドアに適したクルマを出展しました。
 
 その中でも家族連れの注目を集めていたのが、ダイレクトカーズの「リトリートアニバーサリー2」です。車体カラーに爽やかな青を使用しレトロな雰囲気をもたせたハイエースのようですが、どのようなクルマなのでしょうか。

内装のウッド感がたまらない! ダイレクトカーズの「リトリートアニバーサリー2」
内装のウッド感がたまらない! ダイレクトカーズの「リトリートアニバーサリー2」

 ダイレクトカーズは、2009年に創業したカーショップ。当初は、中古車の販売とミニバンのカスタムを2本の柱として営業を行っていましたが、2011年(平成23年)からは新車の取り扱いをスタート。その後、取り扱い車両をトヨタ「ハイエース」中心とし、同車をベースにしたカスタムカーやキャンピングカーを主に展開しています。

 今回の「リトリートアニバーサリー2」のベースになっているのも、現行型ハイエースです。スタッフの人によれば、こちらはダイレクトカーズ厚木店のオープン1周年を記念して造られたものであり、外装や内装はほぼオリジナルだそうです。

 外装は爽やかなブルーを基調にしつつ、側面下部にはウッドパネル調のラッピングを施しています。さらにフロントまわりの形状を丸ごと変更しつつ、アメリカの商用バンのような角目ヘッドライトを装備。2000年代初頭を思わせるレトロモダンな顔つきになっています。

 また、内装にはリアルウッドのパネルを使用。その他、家具なども含め、ウッドの素材にこだわりつつ、バッテリーのみで稼働するクーラーを装備。さらに、ギャレーは車外まで引き出せるなど、利便性もしっかりと考えられています。

 この車両のカスタムに際しては「動くログハウス」というのをイメージしたそう。外装や内装を見ると、その言葉がまさにピッタリであることがわかります。

 価格は2WDモデルで525万円(税込、以下同)、4WDモデルで555万円からとアナウンスされています。

※ ※ ※

 ハイエースはトヨタ自動車の代表的な商用バンです。1967年に当時のトヨタが販売していた「トヨエース」の小型版として誕生し、以後現在まで続いています。

 現行モデルは2004年に登場した5代目「200系」。また海外専用車となりますが、2019年には6代目となる「300系」が登場しています。

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