トヨタの高級SUV「ハリアーザガート」が凄かった! ド派手エアロの斬新カスタム仕様! どんなモデルだったのか
オーバーフェンダーとローダウンの組み合わせが「鮮烈」!
専用デザインのエアロパーツやオーバーフェンダー、ローダウンサスペンションなどを組み合わせ、インパクトあるワイド&ローなフォルムを生み出しています。
ブリヂストン製のタイヤは、215/70R16サイズ。ゴールドの専用アルミホイールとともに、足元にも独特の凄味がプラスされているのもまた印象的です。
![トヨタ初代「ハリアー」のカスタムコンプリートカー「ハリアーザガート」[ボディカラー:ホワイトパールマイカ]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/05/20230531_toyota_harrier_ZAGATO_1998_05_005.jpg?v=1685533834)
こうした細部にわたるカスタマイズにより、スマートなベース車とは大きくイメージを変えることに成功しました。
なおハリアーザガートのボディサイズは、全長4635mm×全幅1900mm×全高1640mm。ベース車に対し全長で55mm、車幅で80mmほど拡大した一方で、全高は30mmダウンしています。
搭載されるパワートレインは3リッターV型6気筒DOHCと4速ATの組み合わせで、FFのみの設定でした。
ハリアーザガートの車両本体価格は、363万5000円(1998年5月当時)で、200台限定が発売されています。
ボディカラーは、メインカラーの「スーパークロマレッド」に加え、「ホワイトパールマイカ」「ブラック」の3色が用意されていました。
当時、ベースのハリアー・3リッターモデル(FF)の価格は、269.5万円から294.5万円。ここまでのスペシャルモデルだったことを考えると、363万5000円はかなり破格な設定といえます。
当時の設定についてモデリスタでは、ハリアーの生産ラインがあったトヨタ九州工場内で効率的に架装することで、価格を抑えることが実現したと説明しています。
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いま見ても非常に斬新な印象のハリアーザガート。
2020年に誕生した現行型(4代目)には、今のところこうしたカスタムコンプリートカーは販売されていません。
現代の発想をもとにした新世代のカスタムハリアーの発売にも、改めて期待がかかるところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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