謎の「青いイカ」の表示灯が点灯したら要注意!? ヘッドライトが自動で切り替わる「オートハイビーム」なぜ不評?
警告灯にはどのようなものがある?
メーター内に表示される警告灯にはさまざまなものがあります。そのなかからいくつか紹介します。
丸の中に「!」マークが表示される警告灯は、主にパーキングブレーキをかけているときに点灯します。
ただしパーキングブレーキを解除したのに点灯している場合は、ブレーキ周りに何かしらのトラブルが発生している警告状態。命に関わる部分だけに、早めにディーラーや整備工場に持ち込み修理を依頼すべきです。

次に四角い箱型に突起物と「+」「-」がついたものは、バッテリーの異常を知らせる警告灯です。
主にバッテリーが弱くなっているか、オルタネーター(発電機)がうまく作動せず充電できていない証拠です。この場合は外部から充電するか、バッテリー交換が必要になります。
次は、波の上に浮かぶブイのようなマークは、冷却水の温度を検知する水温計の異常を知らせる警告灯です。
青色や緑色の場合は水温が下がりすぎている状態ですので、走り続けて暖まればそのうち消えます。
問題なのは赤色の場合。これは水温計が高温を検知したオーバーヒート状態を示しており、頻発する場合はエンジンがうまく冷却できていない、または冷却水不足でも点灯するので、冷却水をチェックすることをお勧めします。
また同様に、魔法のランプのようなマークは「油圧警告灯」です。これはエンジンオイルが何かしらの理由で高温になっているか、残量が足りなくなっているかという状態。
エンジンオイルの油圧が低下すると、冷却水同様にエンジンを冷やせなくなるので、こちらもオーバーヒートする前に対処すべきです。
これ以上に深刻なのが、まるで変形したボックスのような「エンジン警告灯」でしょう。これは電子制御しているエンジンに何かしらの異常を検知した証拠です。
点灯したらすぐに安全な場所に停車して、ディーラーなどに助けを求めたほうが良いでしょう。
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警告灯はその名の通り、クルマの不具合や状態を表すサインです。
すべてを把握するのは難しいでしょうが、見慣れない警告灯が点灯したときには、放置せずに対処することが大切です。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。













