クルマの「部品交換」自分でやれば安く済む! 初心者でも簡単にできるメンテナンス3選

クルマのメンテナンスというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実は初心者でも簡単に行えるメンテナンス方法があります。一体どのようにすれば良いのでしょうか。

初心者でも簡単にできるメンテナンスとは

 クルマのコンディションを維持するために、メンテナンスが欠かせません。
 
 法定点検や車検時にディーラーや整備工場などでクルマの状態をプロにチェックしてもらい、必要に応じてメンテナンスをおこないますが、実は初心者でも簡単に行えるメンテナンスもあります。
 
 クルマに詳しくない人でもできることにはどのようなものがあるのでしょうか。

ワイパーブレードはDIYで交換可能
ワイパーブレードはDIYで交換可能

●ワイパーの交換

 ワイパーは雨天の運転時に必要な部品です。雨が降った時に作動させ、フロントガラスの雨粒を拭き取るものですが、定期的な交換を怠ると「キュキュ」「ガガガ」などの異音が発生します。

 その主な原因は、ワイパーゴムの劣化とワイパーブレードの変形です。

 ワイパーは、ワイパーゴムとそのゴムを支えるワイパーブレードが、支柱となるワイパーアームと連動して動くことでフロントガラスについた雨水や汚れなどを均一にかきとっていますが、ワイパーゴムが温度差や紫外線などで劣化すると均一な拭き取り作業ができなくなります。

 また、長期にわたってワイパーゴムを使用していると、ゴムの変形やひび割れなどが起き、必要以上にガラスを擦る部分が発生し、異音を出すようになってしまうのです。

 さらに晴れた日に、黄砂や花粉などがフロントガラスに付着して視界不良の時に、ウインドウォッシャーを使用してワイパーを稼働させて視界を確保することもあると思いますが、実はこれがワイパーゴムを傷める原因にもなります。

 可能であれば、ウィンドウウォッシャーを使用する前に水で軽く洗い流し、汚れを浮かしてからウインドウォッシャーとワイパーで拭き取ると、よりフロントガラスをキレイに保ち、ワイパーゴムへの負担も軽減できます。

 ほかにも、フロントガラスに塗布する撥水処理が均一に施されていないと「撥水ムラ」が発生し、ワイパーが滑らかに動く部分と、そうでない部分ができてしまい、これがワイパーゴムを傷めることになるのです。

 ワイパーの交換は、ワイパーブレードの種類やサイズにもよりますが、自身で交換すると1本あたり「2000円前後」です。なお、プロに作業依頼すると500円前後の交換工賃が上乗せされます。

 交換目安は1年程度とされていますが、半年に一度のペースで交換しても良いでしょう。

 交換工程は、アームが倒れてウインドウが傷つかないように、タオルを交換するワイパーとウインドウの間に挟み、ワイパーをアームごと立てます。このときゴム部分を縦方向(上向き)にすると作業しやすいです。

 多くの車種ではアームと接触しているブレードの中央部分はU字クリップになっているので、脇の小さなストッパーを押さえながらブレードごと手前にズラせば簡単に外れます。

 そして新しいワイパーブレードを外したのと逆の要領で取り付ければ完了です。

 また、フロントだけでなく、リアにもワイパーがある場合は、その交換も必要になります。

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