1億円超えは確実「超高級セダン」世界初公開! 10年ぶり全面刷新の「紅旗・L5」 存在感ある最上級仕様が上海で披露へ
中国の高級車ブランド「紅旗」は最上級セダン「L5」の新型モデル、そして純電動SUVコンセプトを上海モーターショー2023で初めて一般に公開しました。
紅旗が最上級セダン「L5」と純電動SUVコンセプトをお披露目!
2023年4月18日より開催されている上海モーターショー2023にて、中国の高級車ブランド「紅旗」は最上級セダン「L5」の新型モデル、そして純電動SUVコンセプトを初めて一般に公開しました。
紅旗は中国で初めて誕生した自動車メーカー「第一汽車」が1958年より展開している高級車ブランドです。
最初のモデル「CA72」の誕生以来、紅旗は数多くの中国要人に愛されてきた歴史を持ち、中国という国家の象徴、そして人民の憧れの対象でもあります。
長らく「要人専用車」のイメージが強かった紅旗ですが、2000年代以降は一般向けモデルの拡充も図っており、民間人でも手の届きやすいモデルを多くラインナップするようになりました。
現在の紅旗は「Lシリーズ」「Hシリーズ」「Qシリーズ」「Sシリーズ」の4つの商品群に分けることができます。
「Lシリーズ」は初代紅旗である「CA72」や、それへの後継モデル「CA770」の流れを汲む保守的なスタイリングを特徴とする商品群で、紅旗全体の中で最も位の高い存在となります。
その中でも最上位に位置するのがセダン「L5」で、こちらは購入のための厳しい審査をクリアした人のみが手に入れられる特別なモデルです。
続くのは「Hシリーズ」で、こちらは紅旗が今まで紡いできた重みある歴史を、最新のトレンドや技術とともに未来へ発展させていくシリーズです。
ボディタイプもセダンのみならず、SUVやミニバンなどの多様性あふれる商品展開が特徴的であり、手の届きやすい紅旗ラインナップとなります。
現在はフラッグシップセダン「H9」、クーペセダン「H6」、ミドルセダン「H5」などのセダン車種に加え、コンパクトSUV「HS3」、ミドルSUV「HS5」、ラージSUV「HS7」、純電動ラージSUV「E-HS9」、そして高級ミニバン「HQ9」を展開。
2021年にローンチされた「Qシリーズ」ではビジネス向け車両を主に展開しており、現在は唯一のモデルである「E-QM5」を擁しています。
こちらは配車サービスなどで用いられるためのタクシー専用車として設計された純電動コンパクトセダンで、通常の充電に加えて「交換式バッテリー」に対応するなど、先進的な要素を多く持つモデルとなります。
「Sシリーズ」は紅旗が販売を予定しているスーパーカーの商品群となり、現在は「S9」のみが開発進行中と報じられています。
紅旗初のスーパーカーは著名デザイナー「ワルテル・マリア・デ・シルヴァ」との協業で作り上げているとしていますが、その後の進捗はしばらく出回っていない状況となっています。
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