1億円超えは確実「超高級セダン」世界初公開! 10年ぶり全面刷新の「紅旗・L5」 存在感ある最上級仕様が上海で披露へ

フルモデルチェンジとなった「L5」は簡単には手に入らない極上モデル…?

 そうした中で、新型コロナウィルス感染症の影響で4年ぶりのフルスケール開催となった上海モーターショー2023(北京と交互で毎年開催)が開催されています。

 紅旗は同ブランド最上級車種「L5」のフルモデルチェンジを発表しました。

 L5は世界の名だたる高級車と肩を並べる日常体験をもたらすとしています。

 まず、購入には厳しい審査がともない、犯罪歴や反社会的繋がりの有無、経済力、社会的地位に社会貢献度、そして周辺への身辺調査をクリアした者だけがL5を手に入れることができます。

 L5は完全受注生産で、内装の加飾や仕上げなど、すべてがオーナーとなる人物のオーダーメイド。

 そのため、購入が決定した人は第一汽車が飛行機代や宿泊代を全部負担する形で吉林省長春市にある本社へ招待し、隅々までオーナーの要望を聴き取る形でその人だけの特別な1台を完成させます。

 また、オーダーを行うとその購入者専用のサポートチームが編成され、購入前から購入後の「終身アフターサポート」まで、一貫して快適な紅旗ライフを作り上げる手伝いを行います。

 このサポートは世界中のどの国でも提供するとしています。

10年ぶりのフルモデルチェンジとなった紅旗「L5」(撮影:加藤博人)
10年ぶりのフルモデルチェンジとなった紅旗「L5」(撮影:加藤博人)

 そんなL5ですが、今回の上海モーターショー2023では、発表前日に会場の屋外広告を通して当時未発表のL5が明らかになってしまうハプニングもありました。

 新たに発表されたL5は、2013年の上海モーターショーで発表されたL5をフルモデルチェンジした新型モデルです。

 基本的なデザインは先代モデルのキープコンセプトであるものの、拡張されたグリルや、フロントにおける灯火類の処理、バンパーの造形など、より現代的な要素を取り入れたデザインへと仕上げられ、大きな特徴の1つがボディカラーにあります。

 先代モデルではイメージカラーが「黒一色」、もしくは「落ち着いたツートンカラー」のどちらかという印象が強いものでした。

 それが、この度お披露目された新型L5では、澄み渡る空を想起させる鮮やかなスカイブルーに、純白を組み合わせたツートンカラーをまとっています。

 このような組み合わせのツートンカラーは昨今の高級車におけるトレンドでもあり、すでに紅旗でもH9などで採用されていました。

 それを今回、新型L5のイメージカラーに持ってきたということにはとても驚かされます。

 なお新型L5の詳細なスペックは明かされていませんが、パワートレインは最高出力は603hp、最大トルクは800NmのCA8GV40TD型4.0リッターV型8気筒ターボエンジンを搭載していると見られます。

※ ※ ※

 新型L5の価格は明らかとなっていませんが、おそらく先代モデルの620万元(邦貨換算:1億2060万円)と同等の価格からスタートするとみられます。

 また、L5は完全オーダーメイド、どんな装飾も内装に施せるため、販売価格の上限は実質無限となっています。

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