最後の「コンパクトクーペ」が900万円超え!? 20年以上続いたのに…「TT」生産終了! 「メモリアル エディション」発売へ
アウディジャパンは2023年4月20日、コンパクトスポーツクーペ「TT」シリーズの生産終了を記念する限定モデル「TTS クーペ memorial edition」を発売しました。
アウディ「TT」シリーズ生産終了を記念する第一弾モデル登場
アウディジャパンは、コンパクトスポーツクーペ「TT」シリーズの限定モデル「TTS クーペ memorial edition(メモリアルエディション)」を発売します。
TTSクーペメモリアルエディションは、TTシリーズが生産終了するのを記念する第一弾モデルです。
アウディTTシリーズは1998年に初代がデビュー。以来3世代に渡って展開されており、世界販売台数は累計50万台を超えるとしています。
現行モデルは2015年に登場し、アーチ型ルーフラインや丸く張り出したホイールアーチ、アルミ調フィラーキャップなどの歴代TTに共通する要素を踏襲しながらも、アルミを多用した複合構造の軽量ボディなどにより高い走行性能を実現。
また、フルデジタルメーターを全モデルに装備したほか、マトリクスLEDヘッドライトを設定するなど、新技術も多く採用されています。
2019年には改良が行われ、フロントバンパーやサイドスカート、リアディフューザーに新デザインを採用し、グリル形状もハニカム型へと変更されるなどの刷新を実施。
このTTシリーズは今後、生産終了を予定しており、その歴史を締めくくるモデルとしてTTSクーペメモリアルエディションが発売されます。
ベースはTTシリーズのスポーツモデル「TTS クーペ」で、最大出力320馬力・最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンに7速DCT、フルタイム4WDシステム「クワトロ」を組み合わせます。
エクステリアはTTS専用アルミ風加飾付きマットブラック塗装のシングルフレームグリルや、マットブロンズカラーにダイヤモンドカットを施した20インチアルミホイール、ブロンズの「Audi Rings」デコラティブフィルムを装備。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、クロノスグレーメタリックの3色を設定しました。
インテリアは、エクステンデッドレザーのドアアームレストとセンターコンソールを採用。加えて、ダイヤモンドパターンとブロンズステッチ、グレーパイピングが施されたナッパレザーシートを装備するほか、ブロンズの加飾パネルもあしらわれています。
そのほか、クルーズコントロールや12スピーカーのバング&オルフセンサウンドシステム、プライバシーガラスなど人気オプションも標準装備。
TTSクーペメモリアルエディションの価格(消費税込)は927万円で100台限定、全車右ハンドルの設定です。
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