料金最大200円引き! 阪神高速北神戸線で割引実験スタート 有馬街道の渋滞緩和なるか

阪神高速7号北神戸線を対象に、通行料金を割り引く社会実験が始まりました。

対象は朝の利用

 2023年4月17日から阪神高速7号北神戸線で、通行料金を割り引く社会実験が始まりました。目的は、並走する有馬街道の渋滞緩和です。

阪神高速7号北神戸線と32号新神戸トンネルが接続する箕谷JCTの直下には、有馬街道の渋滞ポイント・皆森交差点がある((C) Google)
阪神高速7号北神戸線と32号新神戸トンネルが接続する箕谷JCTの直下には、有馬街道の渋滞ポイント・皆森交差点がある((C) Google)

 神戸市によると、北区と中央区を結ぶ主要ルートの有馬街道(県道15号神戸三田線と国道428号)は代替路がほとんどないことから、平日朝の通勤時間帯に慢性的な渋滞が発生しているといいます。

 今回の社会実験は、並行する北神戸線の料金を割り引くことで有馬街道のクルマを高速へ転換させ、渋滞を緩和することを目指しています。

 実施期間は4月17日から2024年3月末まで。対象は、普通車・軽自動車・自動二輪車(いずれもETC車に限る)が平日の午前6時~10時に対象ランプの入口を通過する場合です。

 対象ランプは、北神戸線のからと西・箕谷・藍那と、32号新神戸トンネルの新神戸駅・神若・二宮・国道2号です。

●主な区間の通行料金は次のとおり。

・からと西~箕谷:100円引き(普通車の場合420円→320円)
・からと西~国道2号:100円引き(同690円→590円)
・藍那~箕谷:100円引き(同420円→320円)
・藍那~国道2号:100円引き(同700円→600円)
・からと西~藍那:200円引き(同570円→370円)

 なお、新神戸トンネルのみの利用や、新神戸トンネルと3号神戸線を乗り継いで利用する場合、割引は適用されません。また、障がい者割引との重複適用はありません(障がい者割引が優先)。

 社会実験を行う神戸市は、北神戸線の料金割引で有馬街道からどの程度交通が転換するか、またその結果、有馬街道の渋滞がどの程度緩和するか、その他周辺の交通にどのような影響が発生するか、などを検証していくとしています。

【地図】料金割引の対象区間と金額を路線図で見る(22枚)

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1件のコメント

  1. 割引200円以上~でないと交通量は変わらん。
    たかだか100円割引で使う人は増えない。
    考え方がセコい。
    200円以上の割引があれば使う人増えて今より増収になるはず。
    後、谷上駅から少し南の筑紫が丘に曲がる交差点で左折レーンを作れ。
    この交差点に右折レーンはいらない

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