最北目指す国道40号、いよいよ幌富バイパス直結へ 「天塩防災」1.8kmが2023年度開通

国道40号天塩防災のうち、幌富バイパスの幌延ICに接続する1.8kmの区間が2023年度に開通します。

国道40号が幌延ICに接続

 国道40号の「天塩(てしお)防災」事業のうち、2023年度に幌延町内の1.8kmが部分開通する予定です。

国道40号天塩防災の地盤改良工施工状況。2022年8月撮影(画像:国土交通省北海道開発局留萌開発建設部)
国道40号天塩防災の地盤改良工施工状況。2022年8月撮影(画像:国土交通省北海道開発局留萌開発建設部)

 国道40号は北海道の旭川市と稚内市を南北に結んでいます。この路線で進められている天塩防災とは、途中の天塩町字オヌプナイから幌延町元町に至る延長13.0kmの防災対策事業です。

 天塩川に架かる天塩大橋を架け替えることにより耐震性能を確保するとともに、地吹雪による視程障害の低減を図り、道路の安全性を向上させます。

 2008年に事業化、2010年に工事着手され、新しい天塩大橋は2020年10月に開通しています。

 2023年度に開通を控えているのは、幌延町幌延から幌富バイパス(幌延IC)までの延長1.8kmです。

 幌富バイパスは直接接続している豊富バイパスとともに1本の自動車専用道路(国道40号バイパス)を形成しており、稚内市の手前に位置する豊富町までつながっています。

 現在、その南端の幌延ICと国道40号(現道)は町道を介して接続していますが、天塩防災の新規区間が開通すると国道40号と直結します。

【地図】スムーズ接続! 国道40号「天塩防災」の位置を地図で見る(11枚)

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