620馬力超え“爆速仕様”も設定! 2000万円級の「高級SUV」発売! BMW「X5」「X6」改良モデル登場
BMW日本法人は、新型SUV「X5」「X6」を2023年4月3日に発表しました。
BMWのミドルサイズSUVがモデルチェンジ!
BMWの日本法人は2023年4月3日、ミドルサイズSUVの「X5」と同クーペSUV「X6」の新型モデルを発表しました。
X5は1999年に当時の「5シリーズ(E39型)」をベースに誕生したBMW初のミドルサイズSUVで、現行モデルは4代目となります。
X6はX5をベースとし、ルーフからテールにかけてなだらかなデザインを採用したクーペ風のスタイリングを持つSUVとなり、2008年に当時の2代目X5(E70型)から派生したモデルです。
今回登場する新型はX5・X6ともに2019年登場の現行モデルをベースにエクステリアやインテリア、走行性能を高めたことが特徴です。
エクステリアはBMWでは初採用の矢印型をモチーフにしたデイライトの採用や大型化されたフロントバンパー、X字型のLEDテールライトを装備することで、堂々とした存在感を向上。
プラグインハイブリッドモデルでは、BMWのアイデンティティである「キドニー」グリルを光らせる「アイコニック・グロー・キドニー・グリル」を装備しています。
インテリアは12.3インチの液晶メーターと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側へと湾曲させたディスプレイを採用することで高い視認性と操作性を実現しました。
パワートレインは合計3タイプ用意。最高出力313馬力・最大トルク450Nmを発揮する3リッター直列6気筒ガソリンエンジン+最高出力197馬力の電気モーターを搭載するプラグインハイブリッド仕様「xDrive50e」をX5に設定。
また、4.4リッターV型8気筒BMWガソリンターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、システム合計で最高出力530馬力・最大トルク750Nmを発揮するハイスペックモデル「M60i xDrive」をX5・X6に用意。
さらに、BMWが展開するハイパフォーマンスシリーズ「M」モデルもX5・X6で設定され、Mシリーズでは初となるマイルドハイブリッドを採用。
この「X5 M Competition」「X6 M Competition」モデルではV8ターボエンジンに48VマイルドハイブリッドシステムとM60i xDriveと同等のパワートレインを採用しつつも、システム出力は625馬力へと引き上げられました。
運転支援機能では、ハンズオフ機能を搭載し、高速道路を一定の条件で走行している場合に手放しが可能となったほか、カメラやレーダーなどの精度と正確性を向上させた「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を採用しています。
これにより、アダプティブクルーズコントロールをはじめ、緊急回避支援付き衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警告、ペダル踏み間違い防止機能などが標準装備となります。
新型X5の価格(消費税込)はxDrive50eが1260万円、M60i xDriveが1520万円、X5 M Competitionは1972万円。
新型X6はM60i xDriveが1622万円、X6 M Competitionが2012万円となっています。
なお、X5・X6ともに全車四輪駆動で右ハンドルのみの設定です。
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