高速降りてすぐ湖畔…中央道に新設「諏訪湖スマートIC」に名称決定! 観光にも産業にも役立つ好ポジション

中央道の諏訪湖SAに接続するスマートICの名称が「諏訪湖スマートIC」に決まりました。開通すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

諏訪湖SAに接続

 諏訪市・岡谷市とNEXCO中日本八王子支社は2023年3月30日、中央道の諏訪湖SA(長野県諏訪市・岡谷市)に設置するスマートICの名称が「諏訪湖スマートIC」に決まったと発表しました。

中央道の諏訪湖SA(画像:写真AC)
中央道の諏訪湖SA(画像:写真AC)

 諏訪湖スマートICは、中央道の諏訪IC(諏訪市)から北へ6.0km、長野道の岡谷IC(岡谷市)から南へ7.8kmの位置にある諏訪湖SAに設置されます。

 接続する一般道は、下り線側は岡谷市道湊133号線、上り線側は諏訪市道33225号線です。

 ETC車載器を搭載した全車種(車長12m以下)が、24時間利用できる形で整備されます。

 諏訪湖の東側を通る国道20号に対して中央道の諏訪湖SAは対岸に位置するため、スマートICの整備により諏訪湖西岸側の利便性が向上。

 年間およそ400万人が訪れる諏訪湖へのアクセスルートも増え、混雑を回避しながら観光スポットに向かうことも可能になります。

 諏訪湖までの所要時間は、従来の諏訪ICが12分、岡谷ICが20分を要しますが、新設の諏訪湖スマートICはわずか3分です。

 中央道から上諏訪温泉への所要時間は、名古屋方面は約11分、東京方面は約3分の短縮を見込んでいます。名古屋方面から諏訪市中心部へも8分ほど短縮される見込みです。

 また、諏訪地域の産業は精密工業を中心に発展してきましたが、スマートICの開設により諏訪市役所や上諏訪駅付近の混雑や住宅地を避けた輸送ルートが新たにでき、企業活動の活性化や産業の発展に寄与するといいます。

 諏訪湖スマートICは、2023年度末の開通を目指して事業が進行中です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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