ホンダは「高級ミニバン」を導入するのか 新型「オデッセイ」再販の噂… 期待するのは「4人乗り仕様」の行方! 日本市場に熱望されるワケ

もし…中国版オデッセイが日本に来るのなら…期待したい4人乗りの「最上級グレード」

 一方、オデッセイは、日本のユーザーに人気の高いミニバンであり、上級車種としての格も十分に持ち合わせています。

 中国で販売されているオデッセイは、全長4861mm×全幅1820mm×全高1712mmと、日本で販売されていたものと若干異なりますが、プラットフォーム自体は共通しているため、根本的な部分で大きな違いはありません。

 中国版オデッセイに搭載されるパワートレインも、2リッターハイブリッド車となっており、日本で販売されていたオデッセイとほぼ同じものです。

 ただし、日本版のオデッセイに設定されていた2.4リッターガソリン車は中国版には設定されていません。

 これらのことを総合すると、中国版オデッセイに若干の仕様変更を加えることで、日本でも販売することができると考えられます。

 そのうえで注目したいのが、中国版オデッセイには、「鋭・御享四座版」という4シーターの最上級グレードがラインナップしている点です。

「キングシート」と呼ばれる後部座席には、シートヒーターやベンチレーションはもちろん、マッサージまで搭載されています。さらに、前席とはパーテーションによって分離されており、19インチのディスプレイも備わっています。

 この最上級グレードは43万9800元(約841万円)となっており、かつて日本で販売されていたオデッセイの価格を大きく上回ります。また、アルファード/ヴェルファイアの対抗馬となることもできる価格帯です。

 新規開発をすることなく、アルファード/ヴェルファイアの対抗馬を手に入れることができると考えれば、中国版の日本導入はビジネス面でも合理的ということができそうです。

 いずれにせよ、オデッセイの販売再開について現時点ではホンダからの公式なアナウンスはなく、今後の続報が待たれます。

※ ※ ※

 日本国内専用車となることが多いミニバンですが、近年では中国をはじめとするアジア各国での人気も高くなっています。

 2023年に登場すると噂されている新型アルファード/ヴェルファイアも、アジア市場を意識して開発されていると言われており、今後は海外でもミニバンの覇権争いが激化しそうです。

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2件のコメント

  1. ”噂”と書くのなら、せめてソースぐらい記載したらどうですか?
    最近公式メディアやマスコミの質が個人ブログよりも酷くなってますよ。
    中身はグダグダで本質的な内容はほんの僅か。
    閲覧数とアフィ目的の悪質な記事としか思えないです。

  2. アルヴェルには勝てないと思うけど、間違いなくエルグランドよりは需要があると思う。
    2020年のビッグマイチェン後もエルグランドより売れていたしな。

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