鮮烈「黄×黒ハッチ」もカッコイイ! ホンダ新型「インテグラ ハッチバック」中国で発売開始! 6MT・269万円から
ホンダの中国合弁会社である広汽ホンダは2022年3月16日、新型「インテグラ ハッチバック」の発売を開始したことを明らかにしました。価格は1.5リッターガソリンターボ・6速MT車で13万9900元(約269万円)からです。
中国・Z世代は「セダン」より「ハッチバック」を好む!
2022年3月16日、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)が2月28日に世界初公開した新型「インテグラ ハッチバック」の正式発売を開始しました。
インテグラは、日本で1985年に初代がデビューしました。翌1986年には、北米でスタートした高級ブランド「アキュラ」の立ち上げ時に導入され、世界展開も果たしています。
その後3代目モデルからはスポーツモデル「タイプR」も追加されるなどラインナップを拡充しましたが、日本では2007年に4代目モデルの販売を終了し、絶版モデルとなっています。
その後2021年、中国でもうひとつの合弁会社である東風本田汽車(湖北省武漢市)で先行発売された11代目「シビック」(シビックセダン)の広汽ホンダ版として、インテグラの車名を復活しています。
今回新たにインテグラへラインナップされたのは5ドアハッチバックモデル。
ボディサイズは、全長4563mm×全幅1802mm×全高1420mm、ホイールベース2735mm。インテグラ セダンの全長に対し126mm短く、よりスポーティなフォルムが特徴です。
一方で、ハッチゲートの大きな開口部を持つ荷室は440リットルの容量を備え、6:4分割可倒式後席シートとともに、十分な実用性も確保しています。
パワートレインは、セダン同様に2リッター直列4気筒エンジンに、2モーターを組み合わせたハイブリッドモデルと、1.5リッター直列4気筒ガソリン直噴VTECターボを搭載し、CVTのほか6速MTモデルも設定する「240TURBO」の2タイプがラインナップされています。
先進運転支援機能「Honda SENSING」も充実するほか、10個のエアバックも装備するなど、高い安全性も誇ります。
室内では、音声アシスタント、リモートコントロール、カーホーム相互接続、OTAオンラインアップグレードなどが可能なコネクティッド機能「Honda CONNECT 3.0」のほか、BOSE製12スピーカーのサウンドシステムなどが備わります。
新型インテグラ ハッチバックの中国での販売価格は、6速MT・240ターボが13万9900元(約269万円)から、ハイブリッドのシャープ デラックス エディションが18万2900元(約352万円)まで。
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新型インテグラ ハッチバック発売に際し、広汽ホンダでは中国・Z世代の若者をターゲットにした発表会を行うとともに、「INTEGRA LABELトレンディブランド」を発表し、ファッションブランドとのコラボレーションを実施しました。
さらにこうした若者ユーザーに向け、新型インテグラ ハッチバックを個人向けにカスタマイズする純正アクセサリーも用意しています。
同社では、伝統的な4ドアセダンが好まれる中国市場の中でも、若い世代は5ドアハッチバックのスポーティさを求める傾向にあることから、インテグラシリーズに2つのボディタイプを用意したと説明しています。
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