マツダは2023年3月17日、同日開催の取締役会で、6月定時株主総会日付の代表取締役の異動と役員人事を内定したと発表しました。

　代表取締役社長兼CEO（最高経営責任者）は、現在の丸本明氏が退任し、現・取締役専務執行役員の毛籠（もろ）勝弘氏が新たに就任します。社長交代は5年ぶりです。

　新社長となる毛籠氏は、1983年マツダ入社。2002年にグローバルマーケティング本部長、2008年に執行役員となり、以降、マーケティング戦略統括や北米法人トップなどを歴任。2016年に専務執行役員、2019年に取締役専務執行役員となり現在に至ります。

　代表取締役専務執行役員兼CFO（最高財務責任者）は、現・専務執行役員のジェフリー・エイチ・ガイトン氏が就任予定です。

　このほかの取締役候補者は次のとおり（敬称略）。

・新しい地位／4月1日付地位：氏名
・代表取締役会長／同：菖蒲田清孝
・取締役専務執行役員／同：小野満
・取締役専務執行役員／同：青山裕大
・取締役専務執行役員兼CTO（最高技術責任者）／取締役専務執行役員：廣瀬一郎
・取締役専務執行役員／同：向井武司
・取締役専務執行役員兼CSO（最高戦略責任者）／専務執行役員：小島岳二
・取締役／同：佐藤潔
・取締役／同：小川理子
・取締役監査等委員（常勤）／同：渡部宣彦
・取締役監査等委員／同：北村明良
・取締役監査等委員／同：柴崎博子
・取締役監査等委員／同：杉森正人
・取締役監査等委員／―：井上宏

　現・代表取締役社長兼CEOの丸本明氏は相談役に退きます。取締役社長補佐の古賀亮氏、取締役監査等委員（常勤）の圓山雅俊氏、取締役監査等委員の坂井一郎氏は退任します。

　なお、これらの人事については、6月開催予定の第157回定時株主総会や株主総会後の取締役会で正式に決まる予定です。