まるで“こたつ”!? レクサス「新型高級SUV」快適装備がめちゃスゴい! 新型「RZ」初搭載の「輻射ヒーター」とは?
レクサスの新型高級SUV「RZ」には同ブランドの「おもてなし」が感じられる快適装備が備わっています。一体どのようなものなのでしょうか。
レクサスらしい「おもてなし」装備を搭載!
新型「RZ」はレクサス初のBEV専用車として開発された高級SUVです。
外観には、レクサスブランドを象徴するスピンドルグリルを、ボディ全体で表現した「スピンドルボディ」を採用し、シームレスでエモーショナルなデザインを実現しました。
インテリアにはドライバー中心設計となる「TAZUNA(タヅナ)コンセプト」を取り入れて運転に集中できるドライバーズ空間とするとともに、パノラマルーフを備えた開放的で広々とした車内は高級感のある仕上がりとなっています。
新型RZは、ドライバーの意図に忠実なレクサス独自のドライビングエクスペリエンス「レクサスドライビングシグネチャー」をさらに向上させたほか、BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)による高い車両性能と走行性能を備えました。
パワーユニットはフロントに最高出力150kW、リアに80kWの2つのモーターを搭載。バッテリー容量は71.4kWhです。
さらに、走行状況や路面状況に応じて前後の駆動力を制御する全輪駆動システム「DIRECT4」が搭載され、発進加速の良さや安定した操縦性、低消費電力に貢献します。
高級SUVのBEVということで、モーター駆動ならではの力強い走行性能や四駆性能に注目が集まる新型RZですが、レクサスならではの「おもてなし」が感じられる新たな快適装備も備えています。
新型RZは「輻射ヒーター」を搭載。インストルメントパネル下部とステアリングコラムの裏側に輻射ヒーターを設置することにより、まるでこたつに入っているかのように、前席の乗員の膝まわりを素早く暖めてくれます。
作動時に高温になる輻射ヒーターですが、手などが触れる自動的に43度まで温度が下がるためヤケドの心配がなく、必要な箇所だけに熱を放出することから、カーエアコンよりも少ない電力で稼働することが可能。その分、航続距離を伸ばすことができるといいます。
エアコンの温風は空気が乾燥したり顔に直接当たったりするため、苦手とする人もいますが、風を出さない輻射ヒーターであればそういった心配も不要。レクサスらしいおもてなし装備のひとつといえそうです。
近未来感、シンプル、そういうワードで高級感という購入者の満足感を満たす内装デザインをどれだけ犠牲にしてきたことか。このRZもまた例外ではないように見える。1000万円以上も支払って、プリウスに高級素材を使い、イルミネーションで華やかさを偽装したような内装ではあまりにも残念ではないかと思う。高級ホテルのような…というイメージらしいが、あくまでもホテルはホテル。クルマにホテルにあるシンプルな贅沢空間を求めてもたかが知れてると思う。近未来感を出すならSF映画のような方向へ思い切り振ってしまった方がまだ面白かったし、先進的にデザイン改革を行っているイメージが出来たのではないか。最近のTOYOTAデザイン事情の問題なのか、レクサスRXのグリルデザインは不評の声が多い。数週間という短期間で作成されたようだが、鶴の一言に振り回されて現場が壊滅した典型例のように感じる。