大型“ゴージャス”グリル採用の日産「新型セダン」発表! “爆売れ”の「シルフィ」中国市場に“上質”進化モデル232万円から
2023年3月14日、日産と中国・東風汽車の合弁会社「東風日産」は、同年3月10日にマイナーチェンジを果たした新型「シルフィ」を発表し、全国から約1000人のシルフィオーナーを招待したイベントを実施しました。新型「シルフィ」にはどのような改良が加えられたのでしょうか
日本では終了、されど中国で攻勢を見せるシルフィ
2023年3月14日、日産と中国・東風汽車の合弁会社「東風日産」は、同年3月10日にマイナーチェンジを果たした新型「シルフィ」を発表し、全国から約1000人のシルフィオーナーを招待したイベントを実施しました。
シルフィは、1959年に登場した「ダットサン ブルーバード」を起源に持つミドルサイズセダン。2000年からブルーバードの後継車種として「ブルーバードシルフィ」が登場。2012年には、初代ブルーバードから数え13代目、初代ブルーバードシルフィから数えると3代目よりブルーバード名がなくなり「シルフィ」へと変化しています。
この3代目シルフィまでは、日本国内でも販売されておりましたが、2021年に国内での販売を終了しています。
2019年に登場した現行型4代目シルフィは日本国内では販売されておらず、海外専売車種となりました。
ブルーバードシルフィ/シルフィはこれまで、中国で17年間販売されていますが、2018年12月には中国全土の自動車市場販売ランキング単月・年間1位となるほか、2020年から2022年まで3年連続で全国販売台数1位をとる大人気モデルへ成長しています。
今回のマイナーチェンジで、主にエクステリアが刷新されました。
ヘッドライトやテールライトはよりシャープな印象のデザインに変更。バンパーやグリルは、メッキパーツの追加や形状の変更が行われ、スポーティな印象から豪華で上質な印象のデザインに変更されました。
デザインの変更に伴って全長が11mm延長され、ボディサイズは、全長4652mm×全幅1815mm×全高1450mmとなっています。
パワートレインは、従来どおり、最高出力134馬力・最大トルク159Nmを発揮する1.6リッター「HR16DE」型直列4気筒エンジンを搭載するガソリンエンジンモデルと、最大出力135馬力・最大トルク300Nmを発揮するモーターを搭載した発電専用の1.2リッター「HR12DE」型直列3気筒エンジンを根幹とするハイブリッドシステム「e-POWER」モデルの2種類を用意しています。
価格は、ガソリンエンジンモデルが11万9000元(約232万円)から、e-POWERモデルが13万3900元(約261万円)からです。
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東風日産によると、歴代シルフィシリーズは合計500万世帯の家族に納車されたといいます。
また中国では現在も、3代目シルフィの「シルフィクラシック」、マイナーチェンジ前の4代目シルフィも含め、複数のシルフィが継続販売されているといいます。
日本ではすでに販売終了してしまったシルフィですが、海外では多くのユーザーに愛されているようです。
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