トヨタ新型「プリウス」スポーティになっても燃費は優秀? リッター30km超も夢じゃない!? 実燃費を計ってみた!
5代目となるトヨタ新型「プリウス」はスポーツカーのようなデザインに刷新されるとともに、2リッターハイブリッドを新設して動力性能もアップしました。そんな新型プリウス(ハイブリッドモデル)の燃費を実際に走行して測定してみました。
新型プリウスの燃費性能はどう?
2023年1月に正式に販売がスタートしたトヨタ新型「プリウス(ハイブリッドモデル)」は、それまでの“エコカー然”としたスタイルからスポーツカー顔負けの低いシルエットに変貌しました。
さらに、パワートレインも従来の1.8リッターハイブリッドに加え、2リッターハイブリッドを新設。スポーツカーに匹敵する動力性能も話題となっています。
スタイリングやパワートレインが注目されるとはいえ、やはり新型プリウスの燃費性能を語らないワケにはいかないでしょう。さっそく実燃費をチェックしてみました。
今回テストに使用したのは、2リッターハイブリッドを搭載する最上級グレードの「Z」(2WD)。カタログ燃費はWLTCモード燃費が28.6km/L(市街地モード26.0km/L、郊外モード31.1km/L、高速道路モード28.2km/L)となっています。
ちなみに、テスト車両はオプションの「パノラマルーフ」を装着しており、カタログ燃費には影響を与えていないものの、車両重量が20kg増となっていました。
今回は、東京都千代田区をスタート地点とし、首都高から東名高速道路を経由して、小田原厚木道路の小田原西インターまでの高速道路区間、そこからターンパイクを上り、大観山スカイラウンジを経由し、箱根新道を通って西湘バイパスまで下るワインディング区間、そして、国道134号線から国道246号線などを経由し、横浜市内へ戻る一般道区間を経由し、約180kmの道のりを走破しています。
走行中はエアコンを25度設定のフルオート、走行モードはノーマルでアダプティブクルーズコントロールは使用せず走行しました。
その結果、178.1kmの走行で燃費は25.88km/Lという数値になりました(車両の燃費計の数値から計算)。
カタログ上での燃費数値はWLTCモード燃費で28.6km/Lとなっていますから、WLTCモード燃費には届かなかったものの、新型プリウスは排気量をアップして出力が向上してもなお高い燃費性能を持ち合わせているといえるのではないでしょうか。
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