三菱「イケ顔四駆」の品質がスゴい! アウトドアユーザーも注目な「トライトン」がタイ製品調査でクラス最高ランク獲得
三菱のタイ法人は2023年3月7日、「トライトン」が同国内のピックアップダブルキャブセグメントで最高ランクを獲得したと発表しました。
三菱のイケ顔「ピックアップ」がクラストップの高品質ランク獲得
三菱のタイ現地法人は、ピックアップトラックの「トライトン」がタイ国内の自動車初期品質調査において、ピックアップダブルキャブセグメントで最高ランクを獲得したと発表しました。
トライトンは三菱がアジアやオセアニア、中東、欧州など約150の国と地域で展開するピックアップトラックの世界戦略モデルです。
三菱が40年以上に渡り販売している1トンピックアップトラックの流れを受け継いでいるモデルで、本格的な4WDシステムをはじめ、耐久性や信頼性の高さや乗用車としても使える快適性や乗り心地を持つことが特徴となっています。
2006年には日本にも導入され、2011年まで販売されていた経緯もあります。
現行モデルは2018年に登場し、4つの走行モードを持つ「スーパーセレクト4WD II」を採用。悪路走破性はそのままに、三菱の次世代デザインコンセプト「ダイナミックシールド」を新たに採用したほか、衝突被害軽減ブレーキやマルチアラウンドモニターなどを設定することで安全性能も高めています。
今回三菱のタイ法人が発表したのは、アメリカの市場調査会社JDパワーが行った「自動車初期品質調査」によるもので、2021年11月から2022年8月までにクルマを購入した5419人のオーナーから得られた報告に基づいているといいます。
調査は、購入してから最初の6ヶ月間に発生した問題の数を車両100台あたりでカウントし、スコアが低いほど高品質であることを示しています。
ダブルキャブのピックアップトラックでは平均値が131であるに対し、トライトンは122を獲得。トップレベルのトラブルの少なさを示しています。
これについて三菱タイ法人社長の小糸栄偉知氏は以下のようにコメントしています。
「応援してくださるオーナーの皆さまから、素晴らしいフィードバックをいただき、大変感謝しています。
トライトンダブルキャブがセグメントで最高位を獲得したことは、高度な性能と安全性を備えた最高品質のクルマをお客さまに提供するという我々の決意が成功したことを示すものです。
ピックアップトラックのユーティリティと堅牢な性能、優れた走行性能、ドライバーと乗員のためのプレミアムな快適性、パワフルでスタイリッシュなデザイン、容易なメンテナンス、そして何よりも安全性を求めるドライバーにとって、当社のトライトンが最高の選択肢となることを確信しています」
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なお現行トライトンが国内導入されることについて、公式からのアナウンスはありません。
一方で、近年のアウトドアブームなどにより2017年にトヨタ「ハイラックス」が13年ぶりに復活したことを受けて、一部ユーザーからは国内でピックアップトラックのニューモデルを望む声が上がっています。
2023年1月の「東京オートサロン」では現行トライトンのラリー競技車両が展示されたこともあり、今後の展開に注目が集まります。
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