国道254号に代わる「7km近道バイパス」ほぼ完成! 関越・嵐山小川IC~寄居に新ルート誕生

埼玉県道本田小川線バイパスが全線開通を迎えます。これにより、国道254号小川バイパスのさらなるバイパスルートが、ほぼ全線つながります。

県道本田小川線バイパスが全線開通

 埼玉県は2023年3月1日、県道本田小川線のバイパスが28日10時に全線開通すると発表しました。

渋滞ポイントになっている国道254号小川バイパスの高谷交差点(画像:埼玉県)
渋滞ポイントになっている国道254号小川バイパスの高谷交差点(画像:埼玉県)

 埼玉県と寄居町、小川町は、東武東上線・男衾(おぶすま)駅付近の寄居町富田から小川町下横田までの約7kmにわたるバイパスの整備を進めています。

 この区間には、既存の道として国道254号小川バイパスが通っていますが、県西部の幹線であることに加え、関越道の嵐山小川ICとホンダの埼玉製作所寄居工場などを結んでいることもあって混雑しており、途中の高谷交差点(小川町)では慢性的な渋滞を引き起こしているといいます。また、ルートが西へふくらんでおり、やや遠回りです。

 整備中のバイパスは、この国道254号小川バイパスのルートを直線状に短絡し、交通の分散と所要時間短縮を図る狙いがあります。

 すでに寄居町と小川町による整備区間は開通しており、現在は県が県道赤浜小川線バイパスと県道本田小川線バイパスの整備を進めているところです。

 今回はこのうち、県道本田小川線バイパスの最後の区間である上横田交差点から国道254号下横田交差点(新設)までの1.1kmが開通します。

 県道赤浜小川線バイパス(1.4km)は建設が続きますが、並行する現道を利用すれば約7kmにわたるバイパスの通り抜けが今回の開通で可能に。

 県によると、国道の高谷交差点ではバイパスルート開通により24%ほどの交通量の減少を見込んでいます。

【地図】関越道~寄居方面の新ルート! 国道から分かれてまっすぐ進むバイパスを地図で見る(7枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

3件のコメント

  1. 記事に添付された地図を開くと「自賠制度を4月に拡充します」と画面いっぱいに表示されて操作不能になる。

    何かの詐欺か?
    「全て詐欺です」のやつか?

  2. 今さらだけどこれ必要?
    通勤で東松山方面から寄居に向かってますが高谷交差点なんて全く混んでいませんよ
    実際はホンダ寄居手前のトンネルくらい
    それも何故か最近だけだしトンネル抜けると解消されてます
    ホンダの駐車場には 1000台以上停まっているが何時頃混雑してるかわかりませんが

  3. 今度開通するJA直売所のある交差点は毎日の散歩コース、訳あって今、新潟で暮らして居ますが毎月一回自宅に戻るので出来上がるのを今か今かと待っていました。254の高谷交差点も普段は混んで無いけど時折下りは関越嵐山小川IC入り口付近まで2kmほど上りはみどりが丘付近まで渋滞する事がけっこうあるからバイパスができるのは良いですね。ただ男衾付近はまだみたいだし東上線を越える陸橋とかは作ってないみたいだから踏切がネックになるかも

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー