“鮮烈レッド”の超ゴツい四駆 日産「ナバラ」が登場! 「ファイアホークチーム」参加で「タフさ」が活きる? タイ森林火災チームに納入
日産のタイ法人は、タイ林業局の森林消防任務用として「ナバラ PRO-4X」を2台納入したと明らかにしました。
タイの森林火災に「ナバラ」のタフ性能が威力を発揮!
タイ日産は、ピックアップトラック「ナバラ PRO-4X」の2台を、タイ林業局の「ファイアホークチーム」に納入したと2023年2月24日に明らかにしました。
国内の森林消防業務に使用されるといいます。
タイ日産によると、同国では2月から5月までの乾季において森林火災が高頻度で発生し、特に森林面積の多い北部地方では年々深刻化しているといいます。
そこで同社は、火災の起きやすい5月までの3ヶ月間に備え、特にチェンマイ県とランプーン県に向けての消防任務で使用するクルマを納入しました。
納入にあたり毎年2月24日の「森林火災スモークフリーデイ」に合わせて式典が開催。
タイ日産社長の関口勲氏は以下のコメントを発表しています。
「乾季の森林火災は、地域の環境に影響を与えるだけでなく、国全体に影響を与えるPM2.5の粉塵を発生させる問題でもあります。
火災を防止し、迅速に鎮火することは重要な使命であり、その活動にはエネルギーやコミットメント、勇気が必要です。
タフなナバラのピックアップを貸し出し、機器を提供することで、最前線で戦う人々にさらなる利便性と安全性を提供できることを願っています」
なお、2022年も日産はナバラをファイアホークチームに納入。
実際に48の消火活動に参加し、活動の効率がこれまでより30~50%向上。5時間かかる小規模火災では3時間に、20ライ(3万2000平方メートル)の広いエリアでは消火に2日かかっていたのが1日で活動を終えることができたといいます。
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日産ナバラは80年以上続く同社のピックアップトラックシリーズの系譜を受け継ぐクルマで、ASEAN地域を含む世界各国で展開しています。
なお、メキシコおよび南米市場では「フロンティア」の名称が用いられています。
現行モデルは2022年12月に登場し、信頼性や耐久性というナバラの特徴はそのままに、衝突被害軽減ブレーキやアラウンドビューモニターなどを装備し、安全性能を向上。
エクステリアは「頑丈」をテーマとし、無骨でスタイリッシュなエクステリアを採用しています。
力強い印象を与えるC字型のヘッドライトや堅牢さをイメージサセル「インターロッキング」デザインのフロントグリルを採用し、一目でナバラとわかるデザインに仕上がっています。
「PRO-4X」グレードは、ブラックアウトされたエンブレムやブラックグリル、オレンジをアクセントとしたフロントバンパーを装備し、タフなイメージを向上させたほか、17インチブラックホイールとオールテレーンタイヤを搭載し、悪路走破性も高めています。
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