トヨタ「ハリアー」なぜハイブリッドの方が低燃費? 約100万円高の最上級PHEVを選ぶ価値とは?

内外装のデザインの違いは?

 ハリアーのハイブリッドとPHEVでは内外装のデザインが多少異なっています。

 ハイブリッドのフロントグリルが横基調のブラックグリルなのに対し、PHEVはツヤありブラック塗装のメッシュグリルを採用。

 PHEVはドラミラーやリアルーフスポイラーのサイドをブラック化したほか、リアバンパーのメッキモールにはスモークメッキを採用しています。また、ボディカラーにはPHEV専用の「グレーメタリック」を含む4色が用意されました。

トヨタ「ハリアー PHEV」のインテリア
トヨタ「ハリアー PHEV」のインテリア

 さらにPHEVの内装は、インパネからドアトリムにかけて、金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用。シート表皮は、通常ハリアーの最上級グレード「Z レザーパッケージ」と同じく本革とし、パワーシートを装備しています。

 なお、運転席・助手席にシートヒーター+ベンチレーションが備わるのも同様ですが、PHEVでは後席にもシートヒーターが装着されるなど、ハリアーの最上級グレードに相応しい充実した装備内容となっています。

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 気になる価格については、ハイブリッドの最上級モデルの「Zレザーパッケージ(E-Four)」が514万8000円(消費税込、以下同)、プラグインハイブリッドの「Z(E-Four)」は620万円で、その差は105万2000円です。

 ちなみに、ハリアーにはガソリン車もあり、最上級グレード「Zレザーパッケージ(E-Four)」は453万8000円です。

 今までのガソリンエンジンと同じ感覚で乗りこなせ、高燃費&ハイパワーを体感できるのがハイブリッド、約100万円高くなり300kg前後の重量増はあるものの、特別感のある内外装と装備に加え、外部から充電でき、よりEVっぽく使えるのがPHEVということになりそうです。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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