2023年2月8日（現地時間）、トヨタの北米法人は、3列シートSUVの新型「グランドハイランダー」をシカゴオートショー2023の前夜祭で世界初公開しました。

　新型グランドハイランダーは、アメリカやカナダなど北米での展開が予定されているクルマですが、このクルマのデザインについてSNSでアンケートを実施しました。

　新型グランドハイランダーは、すでに北米などでトヨタが販売するSUVトヨタ「ハイランダー」の派生車種。ハイランダーの現行モデルは、2019年に登場した4代目で、日本でも展開されるトヨタ「RAV4」や「ハリアー」と同じGA-Kプラットフォームを採用しますが、ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmと、国内で展開されるトヨタ「ランドクルーザー」よりも大柄です。

　今回登場したハイランダーの派生車種である新型グランドハイランダーについてトヨタは、“究極のロードトリップSUV”と表現しています。

　そのエクステリアは、ハイランダーが精悍で都会的なイメージのデザインなのに対し、RAV4のような直線を多用した、タフで機能的な印象のデザイン。インテリアは、モダンで高級感のあるデザインで、3列目シートまでしっかりUSBポートやカップホルダーが配備されているほか広々としており、乗員全員が快適に過ごせるようになっています。

　パワートレインには、バランスのとれた2.4リッターターボガソリン仕様（FF／AWD）、効率性に優れた2.5リッターハイブリッド仕様（FF／AWD）、システム最高出力362馬力・最大トルク400 lb・ftを発揮するハイブリッドマックス仕様を用意。

　ハイブリッドマックス仕様車では、0-60マイル（約0-96km／h）加速が6.3秒と、スポーツカー並のパフォーマンスを誇ります。

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　トヨタいわくグランドハイランダーは「トヨタ史上最もパワフルなミドルサイズSUV」とのことですが、そんなグランドハイランダーのデザインについて、ユーザーはどのように感じたのでしょうか、SNSでアンケートを実施しました。

　アンケートで新型グランドハイランダーの印象について質問したところ「好き」「とても好き」と好感触を示す意見が77％を占め、「嫌い」とする意見は23％にとどまりました。

　また、SNSではグランドハイランダーが国内でも展開されるトヨタ「RAV4」と似ているという意見があったため、「新型グランドハイランダーの外観デザインは、国内でも販売されるRAV4と似ていると思いますか？」という質問もしてみました。

　これに対し、「はい」という回答が84.6％、「いいえ」という回答が15.4％あり、圧倒的にRAV4に似ているという意見が多く集まったことになります。

　アンケートの自由回答欄では、「兄弟車に見える」「写真を見て区別がつかない」「フロントがRAV4」と言った声があり、RAV4の兄貴分のような扱いを受けている様子が見られます。

　実際、RAV4と共通のプラットフォームを使用している新型グランドハイランダーは、RAV4の兄貴分と言っても過言では無いかもしれません。

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　アンケートでは、「「グランドハイランダー」を日本でも発売してほしいと思いますか？」という質問もしており、これについて69.2％が「欲しい」と回答しており人気ぶりが伺えます。

　グランドハイランダーの日本導入予定については、トヨタの発表はなく不明ですが、その動向に注目です。