マツダ、3月期最終利益を1400億円に上方修正 国内販売は新型含む「3車種」が貢献

マツダが、2023年3月期の第3四半期決算を発表しました。

台数や単価改善、為替変動が影響

 マツダは2023年2月10日、2023年3月期の連結業績予想を上方修正しました。

マツダの新型プレミアム「CX-60」
マツダの新型プレミアム「CX-60」

 本業の儲けを示す営業利益は2022年11月時点の予想より100億円多く前年比43.9%増の1500億円、最終利益も100億円多く同71.7%増の1400億円をそれぞれ見込んでいます。

 原材料費の高騰や投資に伴う減価償却費の増加などが響きましたが、出荷台数増加や販売単価改善、為替変動などを織り込みました。

 11月に公表していた通期売上高予想の3兆9000億円(前年比25.0%増)は据え置いています。

 販売面では、日本では新型「CX-60」に加えて「CX-5」と「ロードスター」が対前年で販売台数とシェア増加を牽引。

 特にCX-60は、2022年9月以降6千台を販売し、12月末時点で受注残は1万台。12月以降は新たなパワートレインも追加し、第4四半期にさらなる台数貢献を見込むといいます。

 米国では「CX-50」の純増に加えてCX-5、「CX-30」「CX-9」などが販売台数増に貢献。メキシコでは「MAZDA2」が好調です。

 欧州ではロシアやウクライナでの販売減少や上期の減産などが響き、第3四半期累計の販売台数は対前年26%減の10万8千台と落ち込みが目立ったものの、「MAZDA2ハイブリッド」や今期導入のCX-60といった電動化モデルの純増効果もあり、第3四半期3か月間の販売台数は、対前年3%増の改善を見せています。

 中国も、主要モデルサイクルの一巡に加え、新型コロナのロックダウンに伴う減産と販売活動制限などにより、第3四半期累計の販売台数は対前年46%減の7万2千台に。第3四半期3か月間の販売台数も、対前年48%減と大きく落ち込んでいます。

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