発売前から注目集める新型「SUVワゴン」ゴツ顔軽「デリカミニ」気になる内装は? オシャな「アウトドア仕様」に進化!?
2023年1月13日より予約が開始された三菱 新型「デリカミニ」ですが、一体どんな特徴があるのでしょうか。
新型「デリカミニ」進化した「アウトドア仕様」な内装とは
三菱自動車工業(以下、三菱)は、2023年1月13日から3日間開催された東京オートサロン内(千葉・幕張メッセ)で新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の実車を初お披露目しました。また同日には予約注文を開始しています。
「ekクロススペース」の後継モデルともいえる新型デリカミニですが、どのような進化を遂げているのでしょうか。今回は内装を中心に見ていきます。
三菱が2月2日に発表した「2022年度第3四半期決算」では、新型デリカミニの予約開始から半月が経過した1月31日時点で、約4000台の受注があったことを明らかにしています。
5月の正式発売を前に、すでに注目を集めていることが分かります。
販売店によると「現時点では展示車がなく、店舗に展示される時期も未定」だといい、ユーザーのなかには展示車を見ずに購入を決めた人もいることが予想できるでしょう。
そんな発売前から多くの注目を集めている新型デリカミニにはどんな特徴があるのでしょうか。
新型デリカミニの内装は、ブラックを基調とした室内空間となっており、アイボリーのアクセントカラーが配置されたことで、メリハリのあるデザインとなっています。
中でも特徴的なのは座席シートで、よく見るとデコボコとした素材が用いられていることが分かります。
三菱では「アウトドアでの使用や小さなお子様がいるご家庭での使用を想定」したといい、通気性の良い撥水シート生地を採用しています。
また座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートとなっています。
これについて、新型デリカミニのデザインを統括した三菱 デザイン本部 プログラムデザインダイレクターの松岡 亮介氏は以下のように想いを話します。
「このシート素材は、あるデザイナーが提案した、アウトドアブランドの『凹凸のあるダウンジャケット』というアイデアがきっかけです。
デコボコとしたデザインは見た目のオシャレさだけではなく、機能に即していることや、座り心地、通気性も確保でき、こだわったポイントのひとつとなっています」
このほか、リヤシートは320mmの前後スライド量を確保し、後席でも余裕を持って座れる空間となっているほか、片側ずつスライドや背もたれを倒すことができ、使用用途によって多彩なシートアレンジが可能。
また650mmの開口幅を確保する後席スライドドアの採用や、グレードによって簡単に汚れを拭き取ることができる素材のラゲッジボードや後席シートバックの採用により、汚れを気にせずにアウトドア用品などを積載することが可能となっています。
※ ※ ※
新型デリカミニの特徴として、4WD車に大径タイヤが備わるほか、キャンプやレジャースポットにも馴染むような力強さがありつつも親しみのあるエクステリアデザインが採用されるなど、昨今のアウトドアブーム需要に対応したモデルといえます。
5月の正式発売の登場に、ますます期待が高まります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。