日産が「ゴツすぎSUV」実車を公開! ワイドボディ&極厚タイヤ装備で“北極から南極”マジで行く! 新型「アリア」の爆タフ仕様とは
日産は、英国の探検家のクリス・ラムゼイ氏が冒険に使用するために製作した「アリア」のカスタムモデルを公開しました。日産とラムゼイ氏はこの車両を用いた北極から南極までの遠征を計画しており、この冒険は2023年3月から始まる予定です。
日産「アリア」で世界初の大冒険!
2022年2月1日、日産はパートナーシップを締結している英国の探検家であるクリス・ラムゼイ氏に提供するSUVタイプのEV「アリア」のカスタムモデルを公開しました。
日産とラムゼイ氏は北極から南極まで向かう世界初の遠征を計画しており、この冒険は2023年3月に開始される予定です。
冒険の出発地は北極で、中南米を経由しながら南極大陸に至るまでの2万7000kmを駆け抜けます。
道中では気温がマイナス30度にもなる極寒の氷河から熱帯のジャングル、険しい山脈や乾燥した砂漠と、さまざまな気候条件と過酷な道路条件での走行が計画されています。
今回公開されたアリアは「e-4ORCE(4WD)」仕様で、遠征中の過酷な走行にも対応できるよう日産自らカスタマイズを実施。
日産の電動四輪制御技術「e-4ORCE」と組み合わせることで、探検用に作成されたクルマは、極限の地形でも走破可能となり南極点への到達を実現すると日産は説明します。
カスタムされたアリアの外観を見ると、拡大されたホイールアーチやそこに収まる39インチタイヤ、特製のサスペンションなど大胆な改造が目を引きますが、バッテリーやパワートレインは市販車のものがそのまま使用されているといいます。
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ラムゼイ氏は冒険の目的の一つとして「クルマの真の実力を示す」ことを掲げており、そのためにも最小限のカスタムにとどめた標準的な市販EVを使用して冒険に挑戦するということです。
また、今回の冒険で使用されるアリアの充電には再生可能エネルギーが活用されます。
車両に搭載された風力発電機とソーラーパネルを使用し強風と長い日照時間を利用することで、ドライバーの休憩時間や夜間にもEVバッテリーへの充電がおこなわれます。
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今回の発表と挑戦についてクリス・ラムゼイ氏の妻、ジュリー・ラムゼイ氏は「私たちの冒険は、これまで誰も試みたことのない世界初の挑戦です。本当にワクワクしています」と語っています。
市販車を使用し、アリアの走行性能と耐久性が試されるこの冒険。3月のスタートに向けてますます期待が高まります。
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