なぜ強く「オススメ」される!? 新車の定期点検「メンテナンスパック」頼むべき? 入っておいて損はない「理由」とは
メンテナンスパックに加入する際に注意する点とは
メンテナンスパックに入る際には、契約期間内にクルマを買い替える時の条件についても確認しておく必要があります。
これはメーカーごとではなく、売ディーラーごとに仕様や価格を定めているケースが多いため、様々な条件設定があります。
途中解約して返金できるケースや、同じディーラーで買い替えたクルマに引き継げるケース、まったく引き継げないケースなどがあります。
加入する際にはメンテナンスしてもらえる内容や条件を確認し、無駄にならないようにする必要があります。
![新車の品質が高くなったとはいえ、定期的な点検の実施は今でも必要不可欠。「メンテナンスパック」に加入して「安心」を手に入れるのがオススメです[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2022/06/20220617_dealer_image_004.jpg?v=1655445268)
基本的なメンテナンスの知識と技術があり、簡易な整備なら自分でおこなえるユーザーの場合、メンテナンスパックに入らない方が安上がりな場合が多いかもしれません。
しかし多くのユーザーの場合は、ディーラーや整備工場でメンテナンスをしてもらうことがほとんどでしょう。
自分の走行パターンやライフスタイルに合わせて、メンテナンスパックに入った方が良いのか、どのようなメンテナンスパックが適しているのかを検討する必要があります。
走行距離に応じたパックを用意しているケースもあるので、比較すると良いでしょう。
首都圏近郊の国産新車ディーラーA店に聞いたところ、次のように話します。
「メンテナンスパックに入らないことで、リセールバリューが極端に変わるということはありません。
しかしメンテナンスパックに入ることで、定期的なメンテナンスがしっかりされているクルマであるということが伝わるので、乗り換えの際の査定にも、プラスアルファとなる場合も考えられます」
近年は新車ディーラーでも認定中古車の取扱いに力を入れているケースが増えています。
別の新車ディーラーB店では、次のように説明します。
「中古車は1台1台履歴が異なります。自社で新車の時からメンテナンスの管理を徹底した履歴を持つクルマのほうが、販売する側としても安心して売りやすいのは確かです」
新車の顧客とメンテナンスを通じて関係性を保ち、次の乗り換えへつなげることはもちろんのこと、優良な下取り車を高価査定し、自社の認定中古車で再販する流れを生むことも、近年の販売店施策の一環となっているようです。
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最近は物価が高騰しており、メンテナンスパックの値上げをしてきているディーラーも出てきています。
もし、今後もさらなる物価高騰でメンテナンス価格がUPするのでは、と考えているならば、今のうちに長めのメンテナンスパックに入った方が、結果としてお得になるかもしれません。
新車購入後でも一定期間内なら途中から入ることができるメンテナンスパックを設定しているディーラーもあるので、相談してみると良いでしょう。

















