「卯（うさぎ）」のトミカ、ベースのクルマは「ウサギ」!?

　タカラトミーは2022年12月20日、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、新年を祝うくじ形式の「福徳トミカ」を12月29日より発売します。
　
　2023年の干支（えと）である「卯（うさぎ）」のほか、初登場の「孔雀（くじゃく）」など縁起の良いモチーフが6種類用意され、ブラインドパッケージで販売されます。

　福徳トミカは、「日本らしさ」「正月らしさ」を軸にしたトミカの新春向け「初春トミカ」として販売されているもので、初登場した2013年以来、今回でシリーズ9作目となります。

　今作では、2023年の幸せを願って「縁起の良い動物」をトミカで表現しています。

　福徳トミカの商品ラインナップとしては、2023年の干支である卯には、フランス語でうさぎを意味するスズキ「ラパン」を採用。ルーフに金文字で卯の文字が描かれ、金運上昇や縁結びの縁起物としても喜ばれそうです。

　このほか孔雀をモチーフとした日産「フェアレディZ」、「獅子（しし）」をイメージしたトヨタ「GR86」、「鷲（わし）」をイメージしたスバル「BRZ」、「天道虫（てんとうむし）」をイメージしたスバル「360」、「兜虫（かぶとむし）」にはUDトラックス「クオン」が設定されます。

　それぞれ、マット塗装をベースに細やかな金の装飾を施すなど、通常のトミカ製品とはひと味違った風合いや、それぞれの動物の特徴を表すこだわりのルーフやホイールといったパーツも注目されます。

　消費税込みの希望小売価格は770円で、対象年齢は3歳以上です。

　全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、トミカ専門店「トミカショップ」、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売されます。

　6種類はくじ形式のブラインドパッケージとされ、購入の際には選ぶことはできませんが、年始のおみくじとして楽しんだり、家族や親せきが集う新年のあいさつにも楽しめそうです。

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　トミカは1970年、日本初の手のひらサイズの国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして誕生以来、2020年に50周年を迎えた老舗ブランドです。

　2022年4月時点で累計1100種以上の車種が発売され、累計販売台数は7億1000台を超えています。