物価高騰で2人に1人以上が「車にお金かけたくない!」 車のサブスク「利用したい人」40%以上! KINTOがアンケートを実施

KINTOはクルマのサブスク利用に関するアンケートを実施し、その結果を2022年12月13日に発表しました。

物価高騰で増える負担! クルマをサブスクで乗りたいユーザー40%以上との結果も

 トヨタの新車を定額で乗れるサブスクリプション(サブスク)サービスを提供するKINTOは、「物価高騰下におけるクルマの利用意向」に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。
 

今冬に発売予定の新型「プリウス」もKINTOで利用可能
今冬に発売予定の新型「プリウス」もKINTOで利用可能

 アンケートは全国の20歳から59歳までの男女400名に対して実施され、物価が高騰するなかでクルマにかけるお金について、またクルマのサブスクについての意識調査がおこなわれました。

 まず、「物価高騰・商品価格の値上げが起きている中で、クルマの消費意識・行動にあてはまるもの」という質問では、クルマに対して「値上げをしたら、これまでよりはお金をかけたくない・節約したい」と回答した人は63.5%にのぼりました。

 また、「新車を購入する上で不満・ストレスに感じていること」という質問では、「車検の費用が高い・車検の費用に納得感がないこと」と回答した人が29.5%、続いて「高い買い物なので、このクルマでよいのかを判断するまでに時間がかかること」が27.3%、「部品の故障などで突発的な費用が発生すること」が20.5%という結果でした。

 食品や生活用品などの価格が高騰する傾向にある近年では、クルマに関する各種商品・サービスも同様に値上がりする状況で、これ以上続くようであればクルマにお金をかけたくないと考えるユーザーがかなり多いようです。

 車検や突発的な故障が発生した場合は、維持費がかかるクルマに予想外の出費がかさむと、ユーザーの懐はますます圧迫されます。

 クルマユーザーの負担が増大する一方で、クルマのサブスクは各社より展開されはじめています。

「クルマのサブスクの利用意向について」という質問結果を見てみると、「利用意向あり」が42.6%、クルマを所有していない人に絞った場合では51%のユーザーがクルマのサブスクに関心があると回答したといいます。

 車検や故障時などに出費が発生することが、新車を購入することの不満・ストレスであると挙げられていましたが、サブスクではこれらの費用を節約できます。

 KINTOをはじめとするクルマのサブスクでは車検や自動車税、メンテナンスなどの費用すべてが含まれていることが多く、さらにKINTOではトヨタの新車を選べるという魅力があります。

 加えて、「新車購入から納車までの期間が大幅に遅れていること」を不満として挙げたユーザーも18.8%おり、「買うまでに決めなければならないことが多い・何度も店舗に行く必要があること」が不満・ストレスと感じる人も17.5%いるようです。

 クルマを持っていないユーザーからすると販売店に足を運んでクルマを選ぶことや、さまざまな書類や手続きなどが負担であるという意見もあり、このような手続きをおこなわず、新車を利用することができる点もメリットといえます。

※ ※ ※

 さまざまな物価が高騰するなかで、クルマに対してお金をかけたいと考えるユーザーは今後減っていくと考えられ、そのようなユーザーに対し手軽に新車を利用できるクルマのサブスクは魅力的な存在です。

 近年では、各社からサブスクサービスが徐々に展開されはじめており、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で利用することが望ましいといえます。

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