トヨタは2022年11月16日にハイブリッドカー新型「プリウス」を発表しました。
　
　内外装ともにスポーティなデザインとなり、走行性能も大幅に高められています。
　
　そんな新型プリウスですが、新たに「オルガン式アクセルペダル」が採用されており、SNSでは多くの反響が寄せられています。

　プリウスは世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場。それ以来トヨタを代表する車種としてグローバルで展開されています。

　今回フルモデルチェンジされた5代目モデルは「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げ、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発。内外装や動力性能がスポーティに振られていることが特徴的です。

　そんな新型プリウスのインテリアを見ると、先代まで採用されていた通常の「吊り下げ式アクセルペダル」に代わり、「オルガン式ペダル」が新採用されています。

　通常のアクセルペダルは上から吊り下げられているのに対し、オルガン式ペダルはフロアを支点にしてペダル上部が奥に倒れる動きをします。

　この形状によりアクセルを踏み込んだ際に、かかとを支点に足先を屈曲する動作とフロアを支点に倒れるペダルの動きが一致し、長時間のドライビングでも疲れにくく、かかともズレにくいためにアクセルコントロールがしやすいといった利点があるといわれています。

　このオルガン式ペダルは、トヨタでは「クラウン」や「センチュリー」など比較的高価格帯の車種や、「スープラ」や日産「フェアレディZ」などのスポーツカーに比較的多く採用される傾向にあるほか、マツダ全車、メルセデス・ベンツやBMWをはじめドイツ車の多くの車種でも採用されています。

　これについてSNSでは、新型プリウスに興味があるユーザーからオルガン式ペダル採用に賛同する声が多くみられました。

「新しいプリウスはオルガンペダルらしい！」「新型プリウス、オルガンペダルなのがポイント高い」「オルガンペダルか！今回のプリウス結構いいんじゃないの？」などと賛成意見が多いようです。

　また、オルガン式ペダル採用車を所有していると思われるユーザーからは、「オルガンペダルは疲れないから良い！」「新型プリウスはオルガンか～踏みやすくていいんだよね」と、自身の経験談を交えたコメントもみられました。

　さらに、オルガン式ペダルが比較的高価格帯やスポーティ路線の車種に採用される傾向から、「プリウス、オルガンペダル採用？高級車だなあ」「プリウス、スポーティだしオルガンペダルだし、もはやスポーツカーでは？」と、新型プリウスの上質感やスポーティさについて受け入れる感想を述べているユーザーもいました。

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　このほか、新世代のTNGAプラットフォームの採用や改良が加えられた足回りをはじめ、加速性能やレスポンスが向上したパワートレインなどさらに磨きがかかっており、新型プリウスに注目が集まります。

　なお、新型プリウスはハイブリッドモデルが今冬から、PHEVは2023年春頃に発売される予定となっています。