高知~松山の道が改善! 国道33号越知道路の「横畠トンネル」2023年6月頃までに開通へ
国道33号越知道路の横畠トンネルの開通見通しが発表されました。高知市と松山市を結ぶ道路が少し走りやすくなります。
トンネル本体工事は11月に完了
国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所は2022年12月12日、建設を進めている国道33号越知(おち)道路のうち、横畠トンネル(延長962m)の区間について、2023年6月頃までに開通できる見通しが立ったと発表しました。
国道33号は高知市から松山市に至る延長約124kmの道路です。県庁所在地同士を結ぶ重要路線ですが、中山間地の線形不良箇所が多く、大雨による事前通行規制区間が全区間の約37%を占めているなど課題を抱えています。
そこでこのような課題を解決するため、両都市間では「高知松山自動車道」という地域高規格道路の計画が進行中。この道路を構成することになるバイパス建設が随所で進んでおり、越知道路もこれに含まれます。
今回開通の目途が立ったのは、越知道路の2工区(3km)のうち、横畠トンネルを含む1.8kmの区間です。設計速度は60km/hで、トンネルの本体工事は2022年11月21日に完了しています。トンネルの前後では、横倉大橋(195m)と立花大橋(170m)で仁淀川を渡ります。
土佐国道事務所は、越知道路の整備で事前通行規制区間が短縮され、防災危険箇所が回避されるとしています。
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