韓国ヒョンデが初受賞!? 「アイオニック5」が「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に! 世界が注目する特徴とは

2022年のもっとも優れたクルマを選出する「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」各賞が発表されたなか、輸入車に与えられる「2022-2023 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に「ヒョンデ IONIQ 5(アイオニック5)」が選出されました。アジア系メーカーでは初の受賞です。

韓国車が「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」をアジアのメーカーで初受賞!

 2022年12月8日、「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が開催されました。

 各賞が発表されるなか、輸入車のなかからもっとももっとも多く得票したモデルに与えられる「2022-2023 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に「ヒョンデ IONIQ 5(アイオニック5)」が選ばれました。同賞初の韓国車受賞となったばかりか、アジアメーカーのクルマが受賞したこと自体も初の快挙となります。

「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」でもっとも得票を集めた輸入車に与えられる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に韓国「ヒョンデ IONIQ 5(アイオニック5)」が選出! アジア系メーカーでは初の受賞です
「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」でもっとも得票を集めた輸入車に与えられる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に韓国「ヒョンデ IONIQ 5(アイオニック5)」が選出! アジア系メーカーでは初の受賞です

 新世代EVのアイオニック5は2021年2月に世界デビューを果たし、日本には2022年5月よりオーダーが開始。

 ヒョンデの過去と現在、そして未来を繋ぐ「Timeless value、時間を超えた価値」というコンセプトから誕生しました。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅1890mm×全高1645mm。

 外装デザインは、ヒョンデが世界への飛躍を遂げるきっかけとなった1974年型「ポニーコンセプト」をオマージュしながら、非常に独創的なスタイル。内装も同様に未来的なレイアウトが印象的です。

 クルマのベースとなるプラットフォームは、EV専用「E-GMP (Electric Global Modular Platform)」 とした利点を活かし、ホイールベース(前後車軸間の距離)を3000mmと非常に長くとったことで、ゆとりのある室内空間を有します。

 搭載するバッテリーは58.0kWhと72.6kWhの2タイプ。大容量な72.6kWh搭載モデルは、1充電航続距離618km(WLTCモード)を実現しています。

 グローバルデビューを果たしたアイオニック5は、さっそく世界で高評価を集めました。

 米国で発表された「2022ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー (WCOTY)」では、本賞をはじめ「ワールド・エレクトリック・ビークル・オブ・ザ・イヤー」「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」と3賞を獲得したほか、「ドイツ・カー・オブ・ザ・イヤー」「英国カー・オブ・ザ・イヤー」など国際的な賞を軒並み受賞しているのです。

 そんななか、日本でもインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを授賞。その理由について、主催する一般社団法人 カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、次のように説明しています。

「革新的なエクステリア/インテリアデザインとともにバッテリーEVとして、498km~618km(WLTCモード)という実用的な航続距離や卓越した動力性能のほか、充実した快適装備や安全装備、V2Hや室内/外V2Lにも対応している点などが評価されました。

 さらに、ステアリングのパドルシフトレバーで回生制動量を変更できる点も、走りの楽しさを高めてくれるポイントとして指摘する声が多くありました」

※ ※ ※

 今年のクルマにふさわしい一台を決める「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」(大賞)には、日産「サクラ」/三菱「eKクロスEV」が選ばれましたが、奇しくもこちらもEVが選出されています。

 2022年は、電動車両の時代が本格的に幕開けした日本の「EV元年」として、歴史に残る年となりそうです。

【画像】アジアメーカー「初受賞!」 ヒョンデの最先端EV「アイオニック5」を写真で見る(25枚)

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3件のコメント

  1. これでカー・オブ・ザ・イヤーは当てにならない事が証明された。

  2. やめれ。ついさっき、韓国でまた炎上したらしいぞ!

  3. カーオブザイヤーって全く信用なくなった

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