3リッター「直6TT」で“431馬力”! 全長4.6m級の「5人乗り“格安”スポーツカー」が魅力的! トヨタ「GRカローラ」より安い高性能“FRスポーツ”「BMW M3」とは

高性能なトヨタ「GRカローラ」は新車600万円に迫る価格のスポーツカーですが、中古車市場に目を向けると、500万円以下で狙えるBMW「M3」も現実的な選択肢に入ってきます。性格の異なる2台ですが、あえて比較することで見えてくる魅力とは何でしょうか。

憧れの高性能セダンが500万円以下で手に入る?

 モータースポーツの知見を惜しみなく投入し、そのままサーキットに持ち込めるほどの高性能を誇るトヨタ「GRカローラ」。最新モデルの新車価格は568万円から598万円と、そのパフォーマンスを考えれば非常にコスパが良い本格スポーツカーといえます。

 最新4WDシステムとメーカー保証という絶対的な安心感を手に入れられる新車のGRカローラは、まさに国産スポーツカーの代表的モデルともいえる間違いのない選択肢です。

 いっぽうで中古車市場に目を向けると、この予算を下回る500万円以下で狙える驚きの“高嶺の花”が存在します。それが、スポーツセダンの世界的ベンチマークとして君臨し続けるBMW「M3」です。

 最新モデルであれば新車価格は1400万円を超える超高級モデルですが、世代を選べば、手頃な予算でその極上の走りを手中に収めることが現実的になっています。

 そもそもM3とは、BMWのレース部門である「BMW M社(旧:BMWモータースポーツ社)」が、屋台骨である3シリーズをベースに開発したハイパフォーマンスモデルです。

全長4.6m級の5人乗り“格安”スポーツカー!
全長4.6m級の5人乗り“格安”スポーツカー!

 1986年に登場した初代(E30型)から一貫して「サーキットでの走行性能と、日常での実用性を高次元で両立する」というコンセプトを掲げており、各時代のツーリングカーレースで培った最先端技術が投入されてきました。

 2021年に登場した現行型(第6世代・G80型)では、巨大な縦型キドニーグリルや初の四輪駆動システム「M xDrive」の採用が話題となりましたが、今回注目するのは、中古車市場で価格のこなれ感が強まっている先代の第5世代(F80型)です。

 F80型M3は、2014年に登場した第5世代モデルで、特に狙い目となっているのが、登場から数年が経過し、市場での流通量も安定している2016年から2017年式あたりの個体です。

 また、走行距離が3万kmから4万km台といった、スポーツモデルとしては比較的コンディションの良さを期待できる個体であっても、支払総額が500万円を下回る個体も掲載されており、条件次第では現実的な予算になりつつあります。

 当時の新車価格は約1100万円から1200万円を超えていたことを考えれば、わずか数年で“価値の逆転”が起きているといっても過言ではありません。

 では、この価格帯で狙えるF80型M3とは、どのようなスペックを秘めているのでしょうか。

 ボディサイズは全長4685mm×全幅1875mm×全高1430mm。特筆すべきはその全幅で、ベースとなったF30型3シリーズセダンに対し、約75mmもワイド化されています。

 筋肉質なブリスターフェンダーを纏ったその佇まいは、ひと目で普通の3シリーズではないことを確信させる迫力に満ちています。また、5人乗りセダンとしての高い実用性を確保しています。

 パワーユニットには、3リッター直列6気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載。標準モデルであっても最高出力431馬力・最大トルク550Nmという強大なパワーを誇ります。

 先代のV8エンジンから直6ターボへと回帰した世代ですが、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製ルーフの採用など、軽量化の工夫が盛り込まれています。これにより、鋭いレスポンスと豪快な加速性能を手に入れています。

 グレード展開としては、標準モデルのほか、2017年には高性能版の「M3コンペティション」も追加されました。こちらはエンジンのさらなるチューニングにより、最高出力を450馬力まで向上。

 専用セッティングのアダプティブMサスペンションや20インチホイール、軽量スポーツシートなどを備え、サーキット性能を極限まで高めたモデルです。

 現在、500万円以下の予算では標準モデルが中心となりますが、それでも格上のブランド性と、欧州ハイパフォーマンスセダンのスペックを享受できるメリットは計り知れません。

※ ※ ※

 かつては高嶺の花で手が届かなかったBMW M3も、いまや500万円を切る価格帯から検討できるようになりました。今回ご紹介したモデルなら、年式もそれほど古くなく、最新のインフォテインメントシステムなどの利便性も備わっています。

 何より、M社が魂を込めて作り上げた「駆けぬける歓び」の頂点を、新車と同等の予算で味わえるのは、中古車ならではの醍醐味といえるでしょう。

 もちろん、維持費の心配が少なく最新技術の結晶である新車のGRカローラに対し、ハイパワーな輸入中古車であるM3は相応のメンテナンス費用を考慮する必要があります。

 しかし、最新の安心と四駆の圧倒的な戦闘力を誇る新車のGRカローラか、憧れのブランドと直列6気筒後輪駆動の官能性を手にする中古のM3か。どちらも走り好きにとって、究極に贅沢な選択肢であることは間違いありません。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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