2000万円超えも! レクサス最上級SUV新「LX」登場! 日本にはない“スポーティ仕様”もアリ!? カナダで販売
2022年12月5日、レクサスのカナダ法人は2023年型の新型「LX」を公表しました。LXはレクサス最大級のSUVですが、日本仕様と何が違うのでしょうか。
日本には無い“スポーティ仕様”もアリ!
2022年12月5日、レクサスのカナダ法人は2023年型の新型「LX」を公表しました。
LXはレクサス最大級となる大型のSUVですが、日本仕様にはないグレード設定もあるといいます。
レクサスはトヨタが展開する高級車ブランドで、1989年にアメリカでデビュー、その後2005年には日本でも販売を開始しています。
LXはそんなレクサスブランドのSUVのなかでもフラッグシップに位置するモデル。以前は海外専売の車種でしたが、3代目がマイナーチェンジのタイミングで日本にも導入され、4代目となる現行モデルは2022年1月に国内発売を開始していました。
しかし、世界からオーダーが殺到し生産が追い付かなくなったため、現在日本では受注が停止されています。
トヨタのクロスカントリーSUV「ランドクルーザー」と共通のTNGA GA-Fプラットフォームを持ち、信頼性や耐久性、悪路走破性を高い次元で実現しながら、レクサスらしく豪華な装備と迫力のあるデザイン、そして上質な走りを実現させています。
ボディサイズは、全長5100mm×全幅1990mm×全高1895mmと大柄で、レクサスのラインナップのなかで最大のSUVとなります。
カナダで発表された2023年の「LX(LX600)」は、最大出力415馬力・最大トルク479lb ftを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンのおかげで、妥協のないパフォーマンスを実現。これにパドルシフト付きの10速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、4輪を駆動します。
また、電子制御ブレーキシステムと電動パワーステアリングも搭載。さらに全グレードには、アクティブトラクションコントロール、クロールコントロール、ダウンヒルアシストコントロールおよび5段階のマルチテレインセレクトシステムによって強化されたフルタイム4輪駆動システムを備えています。
その結果、オンロードとオフロードの両方の状況で洗練されたコントロールが実現します。
そして全車に新開発のLexus InterfaceマルチメディアシステムとLexus Safety Sense+ 2.5を搭載、利便性と安全性が高められています。
カナダ仕様のLXには、ベースグレードとなる3列シート7名乗りの「プレミアム」、22インチアロイホイールやMark Levinson社製スピーカーを装備するなど、内外装の機能や装飾を強化した「ラグジュアリー」、3列目を廃し4人乗りとし後席にはマッサージシートを搭載するなど後席を中心とした設計の最上級モデル「エグゼクティブ VIP」、よりアグレッシブなスタイリングでトルクセンシングリミテッドスリップディファレンシャルやフロントパフォーマンスロッドなどにより走行性能を強化された「F SPORT」の、4つのグレードが存在します。
うち「F SPORT」は日本では展開されておらず、現在は国外専売の仕様となっています。
価格はベースグレードの「プレミアム」が10万8900ドル(約1495万円)、最上級モデルとなる「エグゼクティブ VIP」が15万3500ドル(約2108万円)で、日本にはない「F SPORT」は12万2250ドル(約1678万円)です。
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レクサスのカナダカナダ法人のディレクター、マーティン・ギルバート氏はLXについて、以下のようにコメントしています。
「レクサスLXシリーズは、レクサスSUVシリーズのフラッグシップにふさわしい、超高級でオフロード性能の基準を打ち立てます。このフルサイズの高級車は、オンロードでもオフロードでもしっかり機能し、比類のないレベルのラグジュアリーと人間中心のテクノロジーによって推進される体験をゲストに提供できます」
前述の通り、日本ではLXは受注停止となっており、現在公式サイトにアクセスすると「ご注文停止に関するお詫び」というメッセージが掲出します。このような状況がいつ改善するかは不明ですが、日本にはない、F SPORTグレード追加を含め、受注の再開が渇望されます。
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