新型「スーパーSUV」爆誕! ランボルギーニに“ド迫力”オバフェン&車高上げ仕様!? 「ウラカン ステラート」ついにデビュー

2022年11月30日、ランボルギーニは、かねてよりその登場をアナウンスしていた、スーパーカー「ウラカン」のクロスオーバーモデルとも呼ぶべき新型「ウラカン ステラート」を正式に発表しました。

スーパーカー「ウラカン」にクロスオーバーモデルついに登場!

 2022年11月30日、イタリアの高級車メーカー「ランボルギーニ」は、同社のスーパースポーツカー「ウラカン」のクロスオーバーモデルとも呼ぶべき新型「ウラカン ステラート」を正式に発表しました。

 かねてよりそのコンセプトモデルや市販版のエクステリアデザインは一部が事前に公開されており、デビューに期待がかけられていましたが、どのようなクルマとなったのでしょうか。

ついに登場した新型「ウラカン ステラート」
ついに登場した新型「ウラカン ステラート」

 新型「ウラカン ステラート」のベースとなる「ウラカンEVO」は、最高出力640馬力を発揮する5.2リッターV型10気筒エンジンを搭載した2人乗りのスーパーカーです。

 ウラカン ステラートはそんなウラカンEVOの最低地上高を上げるなど、“オフロード走行”を想定し、“SUV化”したクロスオーバーモデル。ランボルギーニのブランド三原則である勇敢、本物、予想外を強調したモデルだといいます。

 エクステリアは、一目見ただけでその異様さが伝わるデザインに仕上がっています。ウラカンEVOと比較して最低地上高は44 mm増加、サスペンションのトラベル量が大きくなり、フロントは30 mm、リアは34 mmトレッド幅も拡大されています。

 さらに、アルミ製のフロントアンダーボディプロテクションや強化されたサイドシル、リアディフューザー、頑丈なホイールアーチが、車体を保護するだけでなく、その力強さを強調しています。

 リアフードに配置されたクラシックなエア インテークは、スポーツスピリットを高めるだけでなく、ほこりの多いダートコースなどを走行する際にエンジンにクリーンな空気を供給するのにも役立ちます。

 専用のアルカンターラ張りが特徴的なインテリアは、ウラカンシリーズで伝統的に採用されてきた「パイロットのように感じる」という哲学を反映しており、究極のドライビング エクスペリエンスを得るため、そしてすべてを完全にコントロールするためにドライバーを中心に設計されています。

 また計器類にはランボルギーニで初めて、ピッチとロールのインジケーター、コンパス、地理座標インジケーター、ステアリング角度インジケーターを備えたデジタル傾斜計が搭載され、オフロードを走破するために必要な情報を提供します。

 パワートレインには、最大出力610馬力・最大トルク560Nmを発揮する5.2リッターV型10気筒エンジンが搭載され、7速DCTと電子制御全輪駆動、ロッキングディファレンシャルが組み合わされています。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は260km/hに達します。

 またウラカンステラートにはLDVI (Lamborghini Integrated Vehicle Dynamics) システムの最新バージョンが付属し、ハイウェイから未舗装の道路まで、あらゆる環境で完璧なコントロールを実現する最適化されたドライビングダイナミクスを提供します。さらに、グリップの低い状況向けのRALLYモードが初めてウラカンシリーズに導入されています。

 ブレーキには、6つのピストン(フロント)と4つのピストン(リア)を備えたアルミニウムモノブロックキャリパーと、ベンチレーテッドクロスドリルカーボンセラミックディスクのブレーキが装備されています。タイヤにはブリヂストン「Dueler AT002」が装着されています。

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 新型「ウラカン ステラート」の正式な価格は現在公表されていませんが、2023年2月に1499台の限定生産が開始される予定となっています。

 ベースとなったウラカンEVOが3200万円を超える金額で売られていることから考えても、相当に高価なモデルとなるのは間違いなさそうです。

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