斬新「赤い水玉ナンバープレート」付けたい? 賛否ある「万博ナンバー」交付開始! ユーザーの反響はどう?
「大阪・関西万博」を記念した特別仕様の図柄入りナンバープレートが交付されています。ユーザーからの反響はどのようになっているのでしょうか。
交付開始からおよそ1か月!愛車に装着できたユーザーも続々!
2025年4月13日から10月13日にかけて開催される「大阪・関西万博」を記念した特別仕様の図柄入りナンバープレートが交付されています。
公式ロゴマークをモチーフにデザインされた特別仕様ナンバーの反響はどのようになっているのでしょうか。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマのもと、世界各国の科学技術などを集結させた国際博覧会です。
日本での万博開催は20年ぶりであり、国土交通省では開催を記念して、特別仕様の図柄入りナンバープレートを発行しています。
大阪・関西万博の公式ロゴマークはセル(細胞)をモチーフにしたものとなっており、特別仕様ナンバーもそれがモチーフになっているほか、プレート右上には公式キャラクターの「ミャクミャク」がデザインされています。セルの形がさりげなくハートのようになっているのも特徴です。
模様のカラーは寄付金の有無によって異なり、1000円以上の寄付金をおこなった場合では赤、寄付金なしではグレーカラーとなっています。
大阪・関西万博を運営する公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の担当者は、このナンバープレートについて以下のように説明します。
「2020年秋頃に、万博の開催に先立ち、当協会から国土交通省に採用を要請したものになります。
2020年12月21日には採用が閣議決定され、デザインや交付スケジュールなど、詳細について検討を進めておりました。
日本全国での普及を通じて多くの人々に大阪・関西万博を身近に感じてもらいたい、大阪・関西万博の開催機運の醸成を図れればと思います」
通常、図柄入りナンバープレートといえば、各地域の特産品などをモチーフにした「ご当地ナンバー」であることが多く、その地域にクルマの使用の本拠地をおく人でなければ交付を受けることができません。
しかし、大阪・関西万博の特別仕様ナンバープレートは、日本全国のユーザーが交付を受けることができるようになっており、2022年9月26日から申請が受け付けられ、10月24日からは交付も開始されています。
SNSでは、愛車に特別仕様ナンバープレートを装着した人や、街中で特別仕様ナンバープレートを目撃した人が「はじめて万博ナンバー見ました!」「この前たまたま走ってたよ」といって写真を投稿しており、街に続々と特別仕様ナンバーが増えていることがうかがえます。
投稿の内容をみてみると、「ハートみたいになっててかわいい!」「ミャクミャクかわいい」「ママ友からも人気です!」など、「かわいい」という感想が非常に多くみられ、おもに女性からの人気が高いように見て取れます。
一方で、「血しぶきみたいに見えた…」「変なシール貼ってるかと思いきや万博ナンバーだった」など、個性的な公式ロゴマークやキャラクターに対して、ネガティブな意見もゼロではありません。
このようにさまざまな意見がありますが、「私も万博ナンバーにします!」「万博ナンバーいいな…変えたいな…」という声も多く、特別仕様ナンバーに魅力を感じている人が多いようです。
特別仕様ナンバープレートの交付は、2025年12月26日までおこなわれており、期間内であれば交付申請をおこなうことが可能です。
一方で、期間を過ぎてしまった場合には、いかなる理由でも交付を受けることができません。
大阪・関西万博の特別仕様ナンバープレートの交付を希望する場合には、期限に間に合うよう注意するようにしましょう。
※ ※ ※
なお、特別仕様ナンバーの交付料金は地域によって異なり、7700円から9200円の金額が設定されています。
参考までに、東京都では8100円で交付を受けることができます。期間限定でしか手にすることができないものなので、ぜひ1度交付を検討してみても良いかもしれません。
葛飾北斎の絵なら着けたいですけど、あまり頭が悪そうな柄は着けたくないですね。