国産スポーツカーまだまだ高騰中!? 新車価格の4倍で落札された“極上”の日産「スカイラインGT-R」とは

コレクティングカーズは、イギリスやオーストラリア、ドバイなど世界中のクルマを競売にかけるオークショニア。同サイトで2022年11月に2001年式日産「スカイラインGT-R」が出品され27万5500豪ドル(日本円換算で約2588万円)で落札されました。

新車価格の4倍? 極上の日産「スカイラインGT-R(R34型)」とは

 コレクティングカーズは自社が運営する同名のオークションサイトで、イギリスやオーストラリア、ドバイなど世界中のクルマを出品するオークショニアです。

 近年、国産スポーツカーは世界中で高騰していますが、なかでも日産「スカイラインGT-R」の第2世代といわれる通称「R32/R33/R34」はオークションなどでも高い価値を保持しています。

 2022年11月には、日産「スカイラインGT-R(R34型)」が出品され、27万5500豪ドル(日本円換算で約2588万円)で落札されました。

新車価格の約4倍で落札された日産「GT-R(R34型)V-Spec II」(Photo:Collecting cars)
新車価格の約4倍で落札された日産「GT-R(R34型)V-Spec II」(Photo:Collecting cars)

 今回オークションにかけられたのは、2001年式のスカイラインGT-R(R34型)VスペックII。

 ベースとなる10世代目「スカイライン」は1998年5月に登場し、その約8か月の1999年1月にGT-Rが追加。先代となるR33よりもボディサイズを縮小し、フットワークに優れた運動性能を実現しています。

 発売当初には、標準車に加え、レーシーなエクステリアとスポーツ性能を手に入れた仕様となる「Vスペック」を設定。その後、2000年8月のマイナーチェンジで登場したVスペックIIは、量産車として初となる「NACAダクト(National Advisory Committee for Aeronautics)付きカーボン製エンジンフード」やアルミ製ペダルを採用し、内外装ともにスポーティな雰囲気です。

 スカイラインGT-R(R34型)V-Spec IIのボディサイズは、全長4600mm×全幅1785mm×全高1360mm、ホイールベース2665mm、車両重量1560kg。搭載されるエンジンは、最高出力280馬力・最大トルクは40.0kgf・mを発揮する2.6リッター直列6気筒ツインターボの「RB26DETT型」です。

 今回出品されたスカイラインGT-R(R34型)VスペックIIの外装色はシルバー。ほとんどのパーツが純正ですが、ウェッズスポーツ社製触媒コンバーターとGReddy社製ターボタイマーが取り付けられています。

 走行距離はわずか2745km。外装・内装ともに損傷はなくとても綺麗な状態で、機械的な故障もないと記載されています。

 出品地域はオーストラリア・ビクトリア州クレイトンです。

 オークションサイトでは123枚の高画質画像と動画とともに本車両は掲載されており、かなり詳細に確認することができます。

※ ※ ※

 今回出品された個体は、2022年11月22日に49回の入札の末、27万5500豪ドル(日本円換算で約2588万円)で落札。スカイラインGT-R(R34型)VスペックIIの新車価格は600万円弱でしたので、約4倍の価格で落札されたことになります。

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1件のコメント

  1. JDM試乗の過熱は今後も続きそう。GDインプも80スープラも、
    海外メディアでは「CHEAP」呼ばわりして買い漁ってる様子を連日報道してるので、
    もう「日本人はスポーツカーに乗るな」なんて言われてるような物。
    日本人が試乗保護をもっと徹底的にやってなかったツケが回ってきたんだよ。

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