「イカツい」新型軽SUVワゴンで「車中泊」できる!? 2023年発売予定の新型「デリカミニ」の「就寝」性能を大予想

現行「eKクロス スペース」のパッケージングを継承か

 外観デザインが先行公開された新型デリカミニですが、内装デザインや室内の使い勝手といった情報はまだ明らかにされていません。

 しかしシートアレンジの基本概念は、現行eKクロス スペースなどと同様だと予想されます。

ちょっと段差も大きいのが難点。新型はこのあたりも改善されていると嬉しいところですが…(写真は三菱「eKクロス スペース」の兄弟車、日産「ルークス」のシートアレンジ)
ちょっと段差も大きいのが難点。新型はこのあたりも改善されていると嬉しいところですが…(写真は三菱「eKクロス スペース」の兄弟車、日産「ルークス」のシートアレンジ)

 eKクロス スペースのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1820mm(4WD/オプションのルーフレール装着車)で、ホイールベースは2495mmです。

 社内測定値による室内長は2200mm、室内幅は1335mm、そして室内高は1390mm(リアサーキュレータ装着車)と、非常に広大な空間を持ちます。

 シートアレンジについては、後席を前倒しにすると低くフラットな荷室空間が現れますが、前席背もたれがあるので、荷室長は1500mm以下といったところ。

 eKクロス スペースで大人が就寝するためには、まず、前席ヘッドレストを外したうえでフルにリクライニングさせ、後席と一体化させる方法と、後席のヘッドレストを外したうえで背もたれを前倒しし、フルリクライニングさせた前席と組み合わせるという、やや裏技的なアレンジスタイルのふたつがあります。

 後者のほうが、より長く1800mm程度の「寝床」を生み出すことが可能で、片側で大人1名、左右席を組み合わされば大人2名の就寝もいけるでしょう。

 ただしいずれの場合でも、シートや荷室の組み合わせによる凹凸が発生します。とくに2番目方法はやや裏技的なやり方なため、前後シート間の段差もかなり大きめです。

 車中泊をする場合には、キャンプ用のエアマットなどは必須。特に厚めのマットのほうが、凹凸を柔軟に吸収できるでしょう。

※ ※ ※

 2022年11月4日に公開された新型デリカミニのスタイリングは、eKクロス スペースの力強いテイストを継承しつつも、少しかわいらしい印象もあります。

 三菱によると「女性ユーザーも多い軽市場の特性にあわせた」といいます。

 垂直のメッキバーと水平基調のグリルという全体的に硬質なデザインだったeKクロス スペースに対し、半円形の「目」をした独特なLEDポジションランプの効果で、ぐっと柔らかさを与えているのが新しいところです。

 新型デリカミニは、2023年1月の東京オートサロン2023会場で初披露されたのち同年初夏に市販化される予定となっています。正式発表がいまから楽しみな1台です。

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