レクサス 新型「RX」登場で何が変わった? 斬新「スピンドルボディ」初採用! 旧型から進化したポイントは?
レクサスが得意とする電動化ラインナップに「PHEV」モデルが新設定
続いて、走りの面でも新旧のRXを比較します。
レクサスでは2005年、2代目RXに高級クロスオーバーSUVで世界初のハイブリッドモデルを導入しています。
先代RXでも2リッターガソリンターボエンジンモデルに加え、3.5リッターV型6気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた電動化モデルを設定し、販売の中心となっていました。
新型ではこうした電動化ラインナップを拡大させました。
新型RXを象徴するパフォーマンスモデルのRX500“F SPORT Performance”は、2.4リッターガソリンターボエンジンとモーター、さらにリアに高出力モーター「eAxle」を組み合わせた四輪駆動による新開発のハイブリッドシステム「2.4L-T HEV DIRECT4」を構築しています。
一方で、クラストップのEV航続距離と力強い加速性能を持つプラグインハイブリッドシステム「2.5L PHEV E-Four」を搭載する「RX450h+」も新設定されました。
ガソリンモデルについては、2.4リッターガソリン直噴ターボエンジンと8速ATを組み合わせた「RX350」を用意。駆動方式は2WD(FF)とAWD(E-Four)が選べます。
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先代RXから新型RXで唯一引き継がれなかった点があります。それが、3列シート仕様の設定です。
RXの3列シート仕様「RX450hL」は2017年、通常の2列シート・5人乗り仕様に対しホイールベースを延長し、3列目席(サードシート)を追加設定したものです。サードシートは電動格納式で、シートアレンジを容易にしていたのが特徴でした。
2019年のマイナーチェンジで2列目席(セカンドシート)に左右独立式のキャプテンシート仕様を追加設定し、6人乗りと7人乗りが選択可能となるなど、バリエーション展開もおこなっていたことからも、3列シート仕様が好評だったことがうかがえます。
しかし今回の新型RXでは2列シート・5人乗り仕様しか発表されておらず、3列・7人乗り仕様の今後の展開にも注目したいところです。
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