レクサス 新型「RX」登場で何が変わった? 斬新「スピンドルボディ」初採用! 旧型から進化したポイントは?
レクサスは主力の高級SUV「RX」を7年ぶりにフルモデルチェンジしました。新型RX(5代目)は、先代とどう違うのでしょうか。新旧のRXを比較します。
レクサスの象徴「スピンドルグリル」が「スピンドルボディ」へ発展
レクサスは2022年11月18日、7年ぶりに「RX」をフルモデルチェンジしました。
グローバルで5代目となる新型は、先代(4代目)とどこが変わったのでしょう。新旧のRXを比較します。
RXは、グローバルでのレクサス車販売の主力を担うモデルです。
初代は1998年に高級クロスオーバーSUVの先駆けとして北米デビュー。以来、約95の国と地域で累計約362万台を販売しています。
新型RXでは、次世代レクサス車が目指す走りやデザインを追求し、全面的な刷新を図っています。
走る楽しさを追求したパフォーマンスモデル「RX500“F SPORT Performance”」を設定したほか、こうした走りの性能を予感させる次世代レクサスの新しいデザインアイデンティティ「スピンドルボディ」を新採用しました。
まずは外観上の違いから新旧のRXを比較します。
レクサスはこれまで、ブランドの統一感を図るため独自のフロントフェイスデザイン「スピンドルグリル」を各モデルに採用してきました。
RXでは先々代(3代目)で2012年のマイナーチェンジ時に採用され、2015年に登場した先代RXではさらにグリルから始まるボディフォルム全体との調和を図り、力強さと優美な上質さを造形で表現しています。
新型RXでは、こうしたデザインの発想をさらに発展。魅惑的な姿と、気迫を感じる力強さを表現したとレクサスでは説明しています。
なかでも、新採用のスピンドルボディは、塊造形とグリル本来の冷却機能を両立させた「シームレスグリル」の発想で、新たなデザイン表現をおこなっています。
先代RXが、はっきりとしたふち取り付きのスピンドルグリル形状をもっていたのに対し、新型RXでは明確にグリルを囲むものをなくしたことで、大きく印象を変えました。
インテリアは、大型ディスプレイがインパネの中央部に置かれるのは新旧で同様ですが、新型では新たな運転席のコックピット思想「Tazuna concept(タズナコンセプト)」を採用。
ステアリングスイッチやヘッドアップディスプレイを活用し、より運転操作に集中できる環境づくりに配慮しています。
また新型ではディスプレイ自体も14インチに大型化されるとともに、多くの機能をディスプレイ内のスイッチに集約させました。
さらにインパネ造形も、広がりと包まれ感を両立させた開放的なレイアウトとしています。
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