“レトロ”感炸裂! まるで”旧車”な「新型 クーペ」世界初公開! 約7000万円のアルファ「モンタージュ」がエモすぎる

アメリカの新興EVメーカーであるアルファは、2022年11月16日にクーペの新型「モンタージュ」を世界初公開・発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。

 米国の新興EVメーカー「ALPHA MOTOR CORPORATION(以下アルファ)」は2022年11月16日、同社が開発したクーペの新型「モンタージュ」を世界初公開しました。

 豊かな時代のアメリカをほうふつとさせるクラシカルなデザインが特徴的ですが、どのようなクルマなのでしょうか。

世界初公開となったアルファ新型「モンタージュ」
世界初公開となったアルファ新型「モンタージュ」

 アルファは、アメリカのカリフォルニア州に本拠を置く、新興EVメーカー。四角いボディを持つレトロな雰囲気が特徴的なクルマを開発しており、SUVの「REX」やセダンの「SAGA」、ピックアップトラックの「WOLF」など、さまざまなボディタイプがあります。

 そんなアルファが初公開したのが、EVクーペの新型「モンタージュ」です。

 エクステリアでは、ボディサイドに優美なフェンダーアーチを取り付けたティアドロップ型のキャビンをもち、クラシカルでエレガントな印象を与えます。

「タイムマシン」と呼ばれるメタリックシルバーの塗装で仕上げられており、ボンネット先端に取り付けられたセンターマスコットやそこからフロントウィンドウまで続くトリム、ワイヤーホイール、ホワイトリングタイヤが古き良き時代の高級車を思わせる雰囲気を漂わせます。

 インテリアでは、Spinneybeck社製の最高級レザーが採用された2人乗りの豪華なシートを装備、メーターやダッシュボードはシンプルなデザインに仕上がっていますが、メッキを多用し豪華な印象を持たせています。

 見た目は極めてレトロですが、中身は最新のEVです。

 パワートレインには、最大出力203馬力・最高トルク3335Nmを発揮するモーターを搭載、後輪を駆動します。バッテリーにはリチウムイオンバッテリーパックを採用し、推定最大航続距離250マイル(約402km)となる予定です。

 ボディサイズは、全長4400mm×全幅1850mm×全高1384mmです。

 モンタージュは限定生産の特注車となり、価格は、49万9000ドル(約6967万円)からです。

 現在公式HPにて購入申請書が受け付けられており、販売時点で購入価格の50%の頭金が必要で、転売禁止が条件として挙げられています。

 また、最短納期6ヶ月と記載されています。

※ ※ ※

 アルファはモンタージュの発表を告げるプレスリリース内で以下のようにコメントしています。

「私たちが量産へのロードマップに沿ってマイルストーンを達成するにつれ、特別な車を作る機会が生まれます。モンタージュは、EV革命の証なのです」(編集部訳)

 新興EVメーカーとなるアルファが今後どのようにクルマを生産していくのか、モンタージュの納車がしっかりおこなわれるのかを含め、今後の動向に注目です。

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