2022年10月28日、三菱のベトナム法人は同年10月19日に世界初公開した小型SUV「XFCコンセプト」の市販版モデルについて、10万円のデポジット（預かり金）で予約を受け付けると発表しました。

　XFCコンセプトの市販版モデルは発売日の詳細がまだ明らかになっていないものの、発売に向けた準備が進んでいます。

　予約を申し込んだユーザーは発売後の納車がより早まるだけでなく、メンテナンスプラン（3年間または6万kmのいずれか早い方を対象）が無料で提供されるという特典もあります。

　ベトナムでの先行予約期間は10月28日から2023年1月10日です。

　世界初公開時、三菱はXFCコンセプトの市販版モデルを2023年度にASEAN市場で順次発売すると発表。

　まだ市販版モデルの詳細は明らかになっていないものの、予約受注が開始されたことも考慮すると、発売時期はそう遠くないタイミングであることも予想されます。

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　XFCコンセプトは、ASEANにおける三菱の現行ラインナップにないコンパクトSUVとして登場。

　外観は三菱車のファミリーフェイス「ダイナミックシールド」の進化版が採用されているほか、後席ではゆとりある足元スペースを確保しクラストップレベルの快適性を誇るなど、扱いやすいボディサイズと広々とした室内空間およびラゲッジルームを両立しています。

　世界初公開時、三菱の加藤隆雄社長は「将来的には電動車の追加や、ASEAN以外の地域にも展開する計画であり、ASEAN戦略車から世界戦略車となり当社の販売をけん引するクロスオーバーMPV『エクスパンダー』のような主力車種に育てていきたいと思います」とコメントしていました。