日産の高級ミニバン「エルグランド」の特別仕様車「エルグランドVIP」が一部仕様向上。2022年11月1日に発売されました。

　エルグランドは日産の最高級ミニバンとして、1997年に初代モデルが登場し、2002年に2代目、そして現行モデルは3代目にあたります。

　なかでもエルグランド VIPは、エグゼクティブのための“走る執務室”をコンセプトにしたモデル。

　エルグランドの最上級グレードである「350Highway STAR Premium」をベースに、内装にはギャザーを施したブラック本革仕様を標準仕様としています。

　ラインナップには3列仕様7人乗りに加え、2列4人乗りの贅沢な仕様の2種類が展開。

　3列仕様では、読書灯や後席用100V電源が搭載され、さらに2列仕様の場合では3列仕様の装備に加え、ハンガーフックやフロアカーペット、またオプションで時計やマガジンラック、アッパーボックス収納が可能なキャビネットも備えることができます。

　今回のエルグランドVIPの仕様向上では、抗菌効果が実証された素材を使用した抗菌仕様シートが全車標準装備され、表面に付着した菌の繁殖を抑制し、クリーンで快適な車内を保ちます。

　価格は、608万5200円から801万3500円です。（消費税込）

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　エルグランドVIPについて、「4人乗り良いなあ」と肯定的な意見を持つ人の声がある一方で、ユーザーからはライバル車であるトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」（通称：アルヴェル）と比べているユーザーも多く存在。現在販売中のアルヴェルに3列シート車しかない状況であっても「アルファードが良いかなあ」「アルヴェルには勝てない」と厳しい声も。

　なおこの仕様向上は標準車の仕様変更にともなうものであり、現行モデルが登場してから10年以上経過していることから、「デザインを変えてほしい」といったユーザーの声が見られました。

　また最近では新型「セレナ」のモデルチェンジが予告されていることから、そちらに期待する声も見られており、今後の登場で争いに大きく変化することが予想されます。