一充電あたりの航続可能距離は120km

　英モーク・インターナショナル社は、2022年11月8日に新型EV「MOKE Californian（モーク・カリフォルニアン）」の受注を米国で開始したと発表しました。生産計画台数は年間325台を予定しているといいます。

　新型モーク・カリフォルニアンは、1964年に誕生したオリジナルモデル「Mini Moke（ミニ・モーク）」をEV化して再構築したクルマです。

　ガソリンエンジンを搭載したオリジナルモデルは、米国において1977年から1982年にモーク・カリフォルニアンとして販売されていたため、今回のEV版モデルでも同じ名前が付けられています。

　内外装のレトロな雰囲気はそのままに、最高出力は44hp（約45ps）の駆動用モーターを搭載。

　オリジナルモデルの0-34mph（約55km／h）加速タイムが6.3秒であったのに対し、電動パワートレインを搭載した新型モーク・カリフォルニアンは同タイムが4.3秒まで短縮されています。

　最高速度は50mph（約80km／h）、一充電あたりの航続可能距離は120kmを確保します。

　新型モーク・カリフォルニアンの価格は4万1900ドル（約585万円）からです。