日産から高級ミニバン 新「エルグランド」登場! 12年目の進化の内容は?
10年を超える歴史を持つ現行エルグランド。これまでどのような改良を受けてきているのでしょうか。
2012年には世界初の「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載
日産の高級ミニバン「エルグランド」が一部改良を受け、2022年11月1日より発売されました。カスタムカー「AUTECH」なども含めた全車で、抗菌仕様シートが標準装備化されています。
現行モデルは10年以上の長いモデルライフを経てきましたが、これまでどのような改良を受けてきたのでしょうか。
3代目となる現行エルグランドは、2010年に発売されました。
大きく変化したのが駆動方式で、初代と2代目ではFRレイアウトを採用していたものの、3代目ではFFレイアウトに変更。
低重心な新プラットフォームの仕様により、安定感のある乗り心地と大人7人がゆったりと座れる快適性を両立させています。
その後、世界初の「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」が追加(2012年一部改良)されるなど機能面でも進化したほか、さらに2014年と2020年にビッグマイナーチェンジを受け、顔つきが大きく変化しました。
2014年の1回目のビッグマイナーチェンジでは、フロントグリルやヘッドライトのデザインが刷新され(一部グレードを除く)、大型化したフロントグリルはロアグリル部まで伸び、さらに全周をクロームメッキで囲んだことで堂々とした存在感を主張。
2020年の2回目のビッグマイナーチェンジでは、ロアグリル部までカバーする大型フロントグリルの迫力はそのままに、グリル内部を繊細に作り込み、力強さに磨きがかかりました。「ブラッククローム」「サテンクローム」のふたつのグリル色が用意された点も特徴です。
3代目エルグランドは、2代目の販売期間(8年間)をすでに更新している状況。さらなる改良を受けていくのか、それとも4代目へとフルモデルチェンジとなるのか、今後の動向が注目されます。
それではここでクイズです。
日本では3代目エルグランドが販売される一方、米国などでは姉妹車にあたる「クエスト」が存在していました。
3代目エルグランドと姉妹車関係になったのは、クエストとして何代目のモデルでしょうか。
【1】3代目
【2】4代目
【3】5代目
【4】6代目
※ ※ ※
正解は【2】の4代目です。
4代目クエストは、米国市場では2011年に登場。生産工場は3代目エルグランドと同じ日産車体九州でした。
2017年に米国向けクエストの販売が終了。フルモデルチェンジも受けず、絶版となっています。
※クイズの出典元:カーデイズ
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