三菱の新型SUV「アウトランダーPHEV」北米販売開始! 日本から1年遅れでガソリン車に追加設定
三菱自動車は2022年11月1日、新型「アウトランダー(PHEVモデル)」を同月よりカナダと米国で販売開始します。追って12月にはプエルトリコでの販売も予定しています。
日本から1年遅れでPHEVモデルを展開
三菱自動車は、同社の新型SUV「アウトランダー(PHEVモデル)」を2022年11月よりカナダと米国の2か国で販売を開始すると発表しました。
アウトランダーは日本国内では2005年から発売しているクロスオーバーSUVで、3代目となる現行モデルは2021年10月28日に発表。
「威風堂堂」をコンセプトとし、三菱の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルとなりました。
デザインは「ボールド・ストライド」という新しいコンセプトに基づいたもの。三菱車のアイデンティティである「ダイナミックシールド」も採用し、フロントからリアまで厚みのある水平基調のデザインとなっています。
パワートレインは2.4リッターの直列4気筒エンジンに、旧型モデル比で40%出力が向上したモーターと、20kWhの大容量駆動バッテリーを組み合わせることで、EVモードで87kmの走行が可能。日本仕様では全車4WDで5人乗りと7人乗りが用意されています。
日本では現行モデルはPHEV専用車として販売されていますが、米国ではガソリン車が他市場に先駆けて2021年4月に発売されて以来、PHEV車は未導入となっていました。
2022年10月13日、三菱の米国法人がPHEV車のアウトランダーについての仕様を発表。
全グレードが3列シート・7人乗り仕様で、7グレードを展開。価格は3万9845ドルから4万9995ドル(約588万円から737万円)で販売されます。
12月にはプエルトリコでの販売も予定しており、PHEVモデルの現行アウトランダーでは初の海外展開となった2022年3月のニュージーランド発売から始まり、徐々に世界展開を進めていっています。
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世界初のSUV型PHEV車として登場したアウトランダーですが、大幅に刷新されたモデルが今後世界展開を進めていき、どれほど販売台数を伸ばせるか、今後の展開に期待が高まります。
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